ポケットの中で映画を温めて

今までに観た昔の映画を振り返ったり、最近の映画の感想も。欲張って本や音楽、その他も。

『百万本のバラ』

2022年10月27日 | 音楽
以前から加藤登紀子の歌で馴染みの『百万本のバラ』を、最近、他の歌い手で聴いていたりする。
歌っているのはYOYOMI(パク・ユンア) 
                           【YouTubeより】


ロシアのアーラ・プガチョワの持ち歌であるこの歌の内容は、グルジア(現ジョージア)の画家ニコ・ピロスマニがフランス人の女優マルガリータに恋をし、
彼女の泊まるホテルの前の広場を花で埋め尽くしたという逸話をもとにしている。
                           【YouTubeより】 百万本のバラ/アーラ・プガチョワ


原曲である「マーラが与えた人生」は、バルト三国のラトビアの作曲家ライモンド・パウルスがソ連統治時代の1981年に作曲した。
アイヤ・ククレが歌唱する歌詞は、大国に翻弄されるラトビアの苦難を暗示する内容で、現在のウクライナ・ロシアの関係に通じる。
                           【YouTubeより】 マーラが与えた人生/アイヤ・ククレ(「百万本のバラ」の原曲)


そのロシアによるウクライナ侵攻に関連して、歌手アーラ・プガチョワは、夫のガルキンが今年秋、ロシア政府から「外国の代理人」(スパイ)として認定されると、
「私も『代理人』に認定せよ、私も夫と同じく平和を望み、軍事作戦の幻想に踊らされて若者が死ぬことに心を痛めている」と、ロシア政権を批判した。
(Wikipediaより)
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『なんでもないや』~「君の名は。」から

2021年01月28日 | 音楽
最近フッと、『君の名は。』(新海誠監督、2016年)のエンディング曲のメロディが出てきて頭から離れなかったりする。
なので、その『なんでもないや』をついYouTubeでよく聴いたりもする。
元のRADWIMPSは当然としても、上白石萌音の歌にも感動していいなと思う。
ただそれよりも心に沁みるのは、なぜかこちらだったりする。

なんでもないや / RADWIMPS【君の名は。】(cover)
(元の画像が非公開になってしまったのでこちらから)
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『ビー・マイ・ベイビー』から『マリーゴールド』へ

2020年07月22日 | 音楽
以前に書いたことがあるが、中学生の時に洋楽ポップスに目覚め、こんな凄い世界があるのかと夢中になった。
当時は1960年代の前半であり、その時期は今でも通用する曲が次から次へと出てきて、まさしく黄金時期。
そんな中でも、今だにYouTubeで聞いて感動するのが、ザ・ロネッツの『ビー・マイ・ベイビー』。
もっとも好いている曲は相当数あるが、やはりこの曲は無条件、手放しでのめり込める。

【YouTubeより】~ Be My Baby - The Ronettes - 1963 -


この頃、やはり年を取ってくると、過去のノスタルジー的なことに目が行ってしまって未来志向が徐々におろそかになる傾向がある。
だから最近の曲で、どんなのがいいのかさっぱり分からなくなってしまっている。
でも久々に心に打たれ感動したりするのが、この『マリーゴールド』。

【YouTubeより】~あいみょん – マリーゴールド【AIMYON BUDOKAN】



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『今日から』~森高千里

2020年06月23日 | 音楽
ここの所、観た映画作品の感想が滞っている。
映画は好きだからDVD等によって観ていないわけではないが、感想が書きにくい作品と思うと、ついつい日にちが経ってしまう。
そうなると、その時の印象も鮮明度が落ちてしまい、余計ずるずるとなってしまう。
それが何作か続いている。
となると、書くより書かない気楽さが先にたち、開放感も手伝ってYouTubeで音楽を聴いて過ごしてしまう。
そして、昔とっても好きだった森高千里も聴いたりしてみたりする。

そんな中、 『今日から』の歌詞が身に響く。
“今日も一日が始まる そしていつもの繰り返し
だけど今こんな日が 幸せなんだと思う
・・・・ 今日からは毎日を 大切に生きていこう そう 今日から”

【YouTubeから】 森高千里 『今日から~セルフカヴァー』



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ケニー・Gの『ザ・モーメント』

2018年11月13日 | 音楽
映画作品の感想について書こうと思いながら、ズルズルと毎日が過ぎていく。
そして、ケニー・Gの『ザ・モーメント』(1996年)を聴きながら、人生後半というより終盤についての想いに耽ってしまう。

<YouTubeより>
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「テイラー・スウィフト」について思ったこと。

2018年10月13日 | 音楽
アメリカ。
人気シンガーソングライターである“テイラー・スウィフト”については、そんなに詳しくは知らないが、それでも『シェイク・イット・オフ』(2014年)なんかは、ご機嫌で大好きな曲である。
<YouTubeより>


その、もともとは政治的な意見をしなかった彼女が、今回、自身の意見を公にしたことが話題となっているという。

テイラーは、共和党の現職下院議員のマーシャ・ブラックバーンを支持できないと明言し、
その理由として、「肌の色、ジェンダー、誰を愛するかといったことに関係なく、すべてのアメリカ人の尊厳のために戦ってくれない人には投票することはできません」と言う。
要は、人種差別、女性差別、性的マイノリティ差別を公然と行ってきたトランプ大統領に対する拒否である。
そもそもカントリー畑出身のミュージシャンであるテイラーが、共和党の政策に批判的な態度をとることのリスクは計り知れない。
その彼女が、政治的沈黙は現状追認になるとして声を上げる。

翻って、今のこの日本の現状を考えた場合、堂々と声をあげるミュージシャンが、ミュージシャンに限る必要はないが、どれ程いるのだろうか。
と思ったりする。
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山瀬まみの『可愛いゝひとよ』

2018年08月07日 | 音楽
久し振りに音楽の話。

中学生の頃からポピュラー音楽に親しんできた関係上、日本の曲も自然と和製ポップスを聞いていた。
だから演歌にはトント縁がなく、その後はフォークソングへと流れていった。

だがそれも歳とともに、音楽との出会いが少なくなっていき、それでも1980年代後半に出てきた森高千里には新鮮な思いがした。
ミュージックビデオで今までに購入したことがあるのは唯一、森高のライブ版『非実力派宣言』(1990年)だけで、やはり熱が入っていた。



所で、未だ人に言ったことはないが、その頃他にも、とても気に入っていた曲があった。
それは、山瀬まみの『可愛いゝひとよ』(1987年)。

その曲をYouTubeから貼り付けておこうと思う。

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『千と千尋の神隠し』の主題歌、「いつも何度でも」

2017年07月18日 | 音楽
“宮崎駿”について書き留めておきたい。

ビデオデッキ(ベータ版)を始めて購入した時、会社の後輩が『風の中のナウシカ』(宮崎駿監督、1984年)を貸してくれた。
だから、この作品がビデオ再生の第1号で、時は1985年頃だったか。
宮崎駿の名もその時に初めて知った。
それ以後、宮崎監督作品は意識して観るようになり、『もののけ姫』(1997年)や『千と千尋の神隠し』(2001年)は家族みんなで観に行ったりした。

宮崎作品は、映像や、その内容もさることながら、主題歌がまた、内容にマッチしていてやたらとよかったりする。
例えば『千と千尋の神隠し』の場合は、木村弓の「いつも何度でも」。
木村弓の歌がすばらしい。

しかし、同じ歌でもナターシャ・グジーが静かに訴える内容は、今聞いても強烈なメッセージを伴う。
それは、日本が「3.11」を経験し、その後のこの国の流れも見ての、後ろめたさを含めての心の揺れ動かしもあるからか。

(なお、この動画はクリックすることでYouTubeに誘導されます)
ナターシャ・グジー Nataliya Gudziy - Itsumo Nando Demo (Always With Me)


より具体的なメッセージ付きも同時に、YouTubeから貼り付けておこうと思う。
ウクライナ美女が 千と千尋~ 主題歌を熱唱 Nataliya Gudziy sings Spirited Away
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ペレス・プラードの『マンボのビート』

2017年07月09日 | 音楽
20年ほど前のことで、妻の実家に行った時の話。
その市の駅前デパートへ買い物について行ったら、階のコーナーに、ワゴンセールのような形でCDがいっぱい並べてあった。
そのCDをくまなくチェックすると、中に、ペレス・プラードのヒット曲以前を含めた5枚組があった。
いい値段なのでためらったが、妻の了承のうえ買ってしまった。

その中にある一曲、『マンボのビート』。
それはそれはご機嫌な曲で、「トーク・バラエティ番組」でも使用されていた曲である。
これがいつの作品なのか、CDにはそもそも何の解説もなく、よくわからない。
でも聴けばそんなことを忘れて、やっぱりいい。

前回に続いてこんなことを書いていると、映画がおろそかになりそうでまずいかなと思うけど、YouTubeから貼り付けてしまう。
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懐かしの曲・5〜『セレソ・ローサ』

2017年07月07日 | 音楽

『海底の黄金』(ジョン・スタージェス監督、1955年)という映画があった。

内容は、キューバ沖の海底で、スペインの古い沈没船を発見した潜水夫のドミニクとジョニーが黄金を見つけるという海底冒険もの。
ジョニーの妻テレサは、ジェーン・ラッセル。
監督は、後に『荒野の七人』(1960年)、『大脱走』(1963年)を作るジョン・スタージェス。

この作品を、高校の時にテレビで観た。
これを、どうしても観たくって観たのは、主題曲がペレス・プラードの『セレソ・ローサ』だったため。
今では、作品の内容はほどんど覚えていないが、曲が流れるシーンだけははっきりと覚えている。

当時を思い返してみると、それ以前からペレス・プラードに夢中だったな、と懐かしさが甦る。

Perez Prado - Cereso Rosa
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