弥富野鳥園情報

情報盛りだくさんの野鳥園ブログへようこそ!

気ままに野鳥図鑑!! 24

2015-12-18 16:18:43 | うんちく・小ネタ
 みなさんこんにちは!

 やっと冬らしくなってきた今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
 そんな寒さを吹き飛ばすように(!?)気ままに野鳥図鑑のコーナーに行ってみようと思います!

 さて、今回はハジロカイツブリをご紹介します!

 ハジロカイツブリはいわゆる普通のカイツブリと違って冬鳥になります。野鳥園では毎年9月下旬にやって来て、例年は2~3羽ぐらいですが、多い時は10羽以上来ることもあります。
 カイツブリよりも一回り大きく、体の色が白とグレーなので見分けるのは比較的容易です。ただ、姿かたち、色まで似ているミミカイツブリとの見分けは難しく、くちばしの形や顔の部分の白と黒の境界線などをよく観察する必要があります。
 他のカイツブリ類と一緒ですぐ潜ってしまい、潜水時間も長いので次に現れるところがなかなかわかりません(笑) 冬季の野鳥園ではたまにしか現れませんが、近隣の河川、河口などに普通に生息していますのでぜひ探してみてください。

  ~これもすぐに潜ります(笑)~


 

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気ままに野鳥図鑑!! 23

2015-11-23 11:33:30 | うんちく・小ネタ
 みなさんこんにちは!

 気ままに野鳥図鑑のコーナーがやってまいりました!!

 さて、今回は“キンクロハジロ”をご紹介したいと思います。

 キンクロハジロはカルガモ以外のカモ類と同じで冬鳥なので、この時季、河川や内湾、港などで数多く観察することができます。
 エサは主にカニ、エビなどの甲殻類のほか、貝類などを食べますので、水草などを主食とするマガモやカルガモなどと違い、潜水をして採餌します。
 観察していてもすぐに潜ってしまい、全然別の場所に浮き上がることが多いので、なかなかじっくり観察できません(笑)

 見た目の特徴は後頭部にねぐせ(!?)のような冠羽があります。似たようなカモにスズガモがいますが、こちらには冠羽がありません。
 野鳥園ではあまり数は多くないですが、秋から春にかけて比較的よく観察できるカモ類の一つとなっています。

  ~すぐに潜ります(笑)~

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気ままに野鳥図鑑!! 22

2015-10-29 15:34:01 | うんちく・小ネタ
 みなさんこんにちは!

 気ままに野鳥図鑑のコーナーがやってまいりました!!

 さて、今回は“トビ”をご紹介したいと思います。

 トビは“鳶(トビ)に油揚げをさらわれる”“鳶が鷹を産む”など日本のことわざにもたびたび登場するほど、日本では昔からとてもなじみのある猛禽類として親しまれています。

 全長は60cm~65cm、翼開長は150cm~160cmとタカ科の中ではノスリ、チュウヒなどよりも大きく、比較的大型の部類に入ります。エサは主に動物の死骸やカエルやヘビ、魚、その他人間の食べ残した残飯なども食べたりします。山地や海辺の漁港などに多く生息しており、“ピーヒョロロ~”と上空を旋回している姿をよく見かけます。

 また、視力が非常に優れているといわれ、観光地などで餌付けされたトビなどは、人が手に持っているサンドイッチやおにぎりなどを上空から狙うこともあります。
 
 野鳥園ではあまり見かけることはありませんので、ノスリ、オオタカ、チュウヒなどよりも珍鳥です(笑)  たまに見かけるとちょっとだけうれしくなります。

 多くのトビが上空を優雅に舞う姿はなかなか圧巻です。大きな翼に白い斑、バチ型の尾羽が特徴なので、見慣れれば他のタカ類との識別は容易です。愛知県では知多半島や三河湾の海岸沿いでよく観察できます。

  ~つぶらな瞳が特徴よ

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気ままに野鳥図鑑!! 21

2015-09-27 11:12:28 | うんちく・小ネタ
 みなさんこんにちは!

 気ままに野鳥図鑑のコーナーです!

 今回は“カワラヒワ”をご紹介したいと思います!

 カワラヒワはだいたいスズメぐらいの大きさで、「キリキリキリ コロコロコロ」とよく鳴きながら飛んでいます。注意してみていないと、大きさからいってスズメだと思い込んでいる方が多くいらっしゃいます。

 声のほかにも飛んでいる姿を見ると、羽の黄色い部分がよく目立ちますので慣れてくると識別はそれほど難しくありません。身近な樹木の多い公園や農耕地などにも多く、電線に集団で止まっている姿もよく見かけます。

 野鳥園では本館前南側にある樹木や小公園内で、年間を通してよく観察できる野鳥の一つになっています。

  スズメと間違えないでね

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気ままに野鳥図鑑!! ⑳

2015-08-02 14:09:02 | うんちく・小ネタ
 猛烈に暑い日が続いている今日この頃ですが、みなさんどうお過ごしですか?

 昨日は岐阜県多治見市で39.9℃、名古屋市でも38.4℃。そして今日のこの地域の予想最高気温が37℃。もう嫌になっちゃいますね~
 熱中症の事故も多く発生していますので、エアコンの適切利用や水分補給をこまめにするなどして十分気をつけてください。

 さて、第20回目を迎えました“気ままに野鳥図鑑”のコーナーですが、その前にみなさんは白いサギを見たことはありますか?
 主に田んぼや河川などで見かける、いわゆる“シラサギ”です。
 
 しかし、野鳥図鑑などを見ても“シラサギ”という名前のサギは載っていません。
 それはなぜかというと、この白いサギは大きい方から順に「ダイサギ」「チュウサギ」「コサギ」とそれぞれ独立した名前を持っているからです。今回はこの中で一番大きなダイサギをご紹介したいと思います。

 ダイサギは夏鳥ですが、一部冬鳥のものもいますので、河川や田畑などでだいたい一年中観察することができます。大きさは以前ご紹介したアオサギとほぼ同じくらいあり、遠目に見てもかなり大きく感じます。
 エサは主に魚類でカエルやザリガニなども食べます。飛翔時は首をすくめ、脚をピンと伸ばしとても姿勢よく飛びます。
 
 野鳥園では夏から数が増え始め、深池周りに集まってきます。よく上空を飛翔している姿を見かけますが、夏空に舞うダイサギはとても美しく、野鳥の数が少ないこの時季に紹介できる貴重な鳥となっています。

  ~ダイサギの舞い~

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