ここ数日、野鳥園の樹林地でオオタカの若鳥が姿を見せています。あるときはムクドリなどの小鳥を捕まえたり、また、池面を優雅に泳いでいるカルガモなどをねらっている様子が観察することができます。
さて本日は、第3回探鳥会を開催しましたところ、天候が悪い日にもかかわらず6名の方が参加していただきました。この第3回は、早朝の野鳥の活動を観察するという事で、通常の探鳥会より1時間早く午前8時30分から開催しました。しかし、あいにく雨上がりの天候のため、当初は1名のみの参加で3階展望室より屋内での観察で始まりましたが、その後、雨も降りそうで降らない状態の天候でしたが、他にも参加される方がお見えになりましたので実施することといたしました。保護地内では、まだまだカワウ、ダイサギ、チュウサギのヒナが巣から出て、親鳥と変わらない姿で、餌をねだっている様子を観察することができました。
また、園内の池には北に渡ることを忘れてしまった?ヒドリガモを観察できました。
探鳥会のコースにはミシシッピアカミミガメ?と思われるカメが産卵のためか、池から遠く離れたところで地面に穴を堀り、まさに今、卵を産み落とそうという姿が見ることができました。参加者が近くによっても逃げることなくジットそのままの状態でいました。
ところで、弥富野鳥園探鳥会は、この6月でちょっと一休みになります。また9月から、探鳥会、ミニ探鳥会を1月に各1回実施します。
夏季の期間は探鳥会以外にも、えさ台づくり、巣箱づくり、ストーンペインティング、自然観察会といった行事も開催しておりますので皆様のご参加をお待ちしております。くわしくはイベントページをご覧ください。
平成21年6月21日に観察できた野鳥
カワウ、ダイサギ、アオサギ、カルガモ、ヒドリガモ、マガモ、チュウヒ、オオタカ、トビ、キジ、バン、コチドリ、モズ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、オオヨシキリ、セッカ、カワラヒワ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、セイタカシギ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ドバト以上28種