弥富野鳥園情報

情報盛りだくさんの野鳥園ブログへようこそ!

気ままに野鳥図鑑!! ③

2013-05-29 12:02:30 | うんちく・小ネタ

 みなさんこんにちは!!

 さて、気ままに野鳥図鑑、第3弾は猛禽類の“ミサゴ”を取り上げたいと思います。

 ミサゴは全長約60cm、翼開長(翼を広げた時の長さ)が160~170cmで、トビと同じぐらいの大きさをしています。タカの仲間では珍しく魚食性で、水面を低空で飛翔し、水中に足から飛び込んで魚を獲ります。飛んでいる姿は正面から見ると、他の猛禽類に比べ翼がM字型をしていることが多く、また、全体的に翼下面が白っぽく見えるので、慣れてこれば識別は容易です。

 野鳥園では夏季以外は大体観察でき、深池の中にある杭の上で獲ってきた魚を食べている姿をよく見かけます。

 池の中にいるカモたちはオオタカやチュウヒが飛んでくると急いで逃げますが、ミサゴが杭の上で休んでいても全く逃げずに、ミサゴの周りを悠然と泳いでいます。自分たちが襲われることはないということをわかっているようです。

02_2<大物ゲットだぜ!!!>

03 <眼光鋭っ!!>


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初夏の陽気ですね~

2013-05-19 16:46:07 | イベント情報

 みなさんこんにちは! 季節が変わってきましたね~。朝晩もそう冷えることがなくなり、夏が少しずつ近づいてきている感じがします。

 さて、本日、第2回探鳥会を開催しました。天候が心配されましたが、雨も午前中は降ることもなく、19名の方々にご参加いただきました。鳥の数が減ってくるこの時季ですが、カワウの営巣地では、今年生まれたカワウやアオサギが、もうヒナとはいえないぐらいに大きくなっています。しかし、よく見ると色がまだまだ成鳥のようなしっかりした色ではなく、見るからに幼いとわかるようなくすんだ色をしていますので、成鳥との違いがよくわかったと思います。

 猛禽類は数が減ってきましたがオオタカやチュウヒを観察することができました。オオタカはカワウの営巣地のすぐ真上を飛んでいたのでかなり近くで見ることができました。チュウヒは保護地南部の池(通称浅池)のすぐ上を飛んで、すぐ南に消えていったので残念ながら少数の方々しか見ることができませんでした。

 その他では、野鳥園では最近ほとんど観察できていなかったゴイサギを深池先の水路で観察することができました。

 次回は6月2日(日)ミニ探鳥会です。みなさんのお越しをお待ちいたしております。

Img_6620 <何かいるかな??  北部樹林地にて>

平成25年5月19日に観察できた野鳥

マガモ、カルガモ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウヒ、オオタカ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ツバメ、ヒヨドリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、ドバト以上18種


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気ままに野鳥図鑑!! ②

2013-05-14 16:01:42 | うんちく・小ネタ

 みなさん!! お待たせいたしました!!! 気ままに野鳥図鑑のコーナーの時間(!?)がやってまいりました!!! 今回は第2回目ということで、ここ野鳥園では超おなじみの鳥“カワウ”を取り上げてみたいと思います。

 カワウは主に内湾、河川、湖沼などに生息しており、早朝になるとねぐらから数十羽から数百羽の隊列を組んで採食場へと飛んでいきます。野鳥園では現在、約1万羽程のカワウが生息しており、朝になると、この例に漏れず庄内川や木曽川、長良川、揖斐川へエサを求め大群となって飛んで行きます。そして、夕方になると一斉に野鳥園へ戻ってくるので、上空はカワウだらけになり、その光景はまさにスゴイの一言です。

 また、野鳥園はカワウの繁殖地でもあるので、3月~5月の頃の探鳥会に参加されると愛らしいヒナの姿を間近で観察することができます。

 カワウを水辺で観察していると、よく羽根を広げている姿を見ることがあると思います。これは他の水鳥に比べて、水をはじく油分が少ないので、よく日光浴をして乾かさないと、うまく羽ばたくことができなくなってしまうからです。

 あと、「カワウは川にいて、ウミウは海にいるんですよね」とよく質問されるのですが、「カワウっていう名前なのになぜかも海にもいるんですよ~、ですからそういう分け方はできないんですよね」とお答えしています。 ウミウに関して言えばほとんど生息域が海なので“ウミウ=海”で良いと思いますが、沖合いの岩棚や磯に生息しているので、このあたりではあまり観察できません。この辺りの内湾で観察できるウのほとんどはカワウであると思います。

 見た目の違いは、羽根の光沢の違いなどいくつかありますが、写真など撮ってよく見てみないと難しいですね。

 野鳥園にこれば必ず観察できる鳥なので、興味がある方は一度お越しください。夕方、カワウが帰ってくる時が特におススメです。

06<日光浴中です!!>

05_2<まさに“鵜呑み”の瞬間!!>


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夏鳥の季節になってきました!

2013-05-05 16:30:10 | イベント情報

 みなさんこんにちは!!  朝晩はまだまだ冷える日が多いですね。例年に比べ寒い日が多いように感じます。そのうち急に暑くなるような気が・・・。みなさん気をつけましょう!!

 さて、本日は第2回ミニ探鳥会を開催しました。良い天候に恵まれ、27名の方々にご参加いただきました。

 最近は猛禽類も数が減り、冬鳥のツグミ、シロハラなども姿を消し、代わって夏鳥がやって来る季節になってきました。本日の探鳥会では、姿は見えませんでしたがキビタキさえずりを聴くことができ、池の周りを元気に飛び回るツバメや葦原の上を“ヒッヒッヒッ チャッチャッチャッ”鳴きながら飛んでいるセッカなど観察できました。カワウの営巣地では毎回おなじみのシーンとなりますが、ハシブトガラスがカワウの卵を持ち去って行くところも見ることができました。

 次回は5月19日(日)、探鳥会です。みなさんのお越しをお待ちいたしております。

Img_6606 <カワウの営巣地にて>

平成25年5月5日に観察できた野鳥

キジ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ミサゴ、オオタカ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、セッカ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、カワラヒワ、ドバト以上23種

 


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野鳥写真展開催中です!!

2013-05-05 14:09:21 | イベント情報

 弥富野鳥園では、ただいま本館2階会議室にて野鳥写真展開催中です。

 22名のみなさまの見事な43作品を5月26日(日)まで展示しております。期間中は人気投票も行っていますので、すばらしい作品の数々をぜひ見に来てください。お待ちいたしております。

Img_6594   Img_6604

 


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