ここ２～３日、急に冷え込んでいますが、野鳥園保護地内は、赤とんぼ（アキアカネ？）が、深池上空にはショウドウツバメが多数飛びまわっており、秋らしさを感じます。
また、深池には冬鳥のカモたちが飛来してきており、先日は、池の脇の木の枝にチュウヒがそのカモたちを狙うかのように止まる姿を見ましたが、カラスがチュウヒにちょっかいをかけたため、どこに飛んで行きました。カラスて自分よりも大きな鳥に挑むなんて怖いもの知らずの鳥ですね。
平成２０年９月２８日に観察できた野鳥
カルガモ、マガモ、コガモ、ハシビロガモ、カイツブリ、ミミカイツブリ、ダイサギ、アオサギ、コサギ、カワウ、ショウドウツバメ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、キジバト、カワセミ、キセキレイ、モズ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ミサゴ以上２１種
もう既に９月も半ばというのに、野鳥園の樹林地ではまだまだ、セミがあちこちで鳴いています。ただ、このセミの鳴き声も大半がアブラゼミからツクツクホウシに変わってきています。
ところで、ここで夏の事業のご報告をさせていただきます。
８月１７日（日）に開催いたしましたストーンペインティング教室②は、予定人数２０名のところ２５名の方が参加いただけました。
参加者の中には、ストーンペインティング教室①に参加して、「もう一度やってみたい」という方が数名おり、人気の程が伺えます。このストーンペインティングは身近で手軽でできる素材を使って自分だけのアート作品ができるので他にも応用できるものです。
８月２４日（日）は、巣箱作り教室を開催しました。こちらは、参加者１３名と予定人数に達しませんでしたが、講師の先生が昨年作成した巣箱にヤマガラが入った話を聞いて参加者の方は巣箱作成にとても力が入って、自分独自の巣箱を完成させました。
ところで、なぜ今の時期に巣箱を作るの？子育ての時期は過ぎたんじゃないの？とお思う方もいるでしょうが、巣箱をかけてすぐには、野鳥は入ってきません。まわりの自然にとけこまないと、警戒して入らないのです。
ストーンペインティング教室も巣箱作り教室も双方とも簡単にできるものですが、自分で始めるには、わからないことがあるため、なかなかできない方も多いと思います。そんなときは、この教室に気軽に参加してください。来年も企画しますのでよろしくお願いします。また、ストーンペインティング教室講師の加藤先生、助手の五十嵐ベティさん、巣箱作り教室講師の佐藤先生、廃材の資材を提供していただいた王子木材緑化の吉岡さん、皆さんのおかけで講評につき夏の事業を終えることができました。ここでお礼を申し上げさせていただきます。
さて野鳥園の近況として前回の報告でもありましたセイタカシギは、８月末で２９羽確認しましたが９月に入ってからは５～１羽となり、今では見られなくなりました。そろそろ野鳥たちの移動の時期ですね。
平成２０年９月１４日に観察できた野鳥
アオサギ、ダイサギ、コサギ、ゴイサギ、カルガモ、コガモ、ハシビロガモ、オオタカ、モズ、チュウヒ、ミサゴ、カワウ、キジバト、カイツブリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ツバメ、ショウドウツバメ、スズメ、カワラヒワ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ 以上２３種
