それが一番の問題

概要は後からついてくる

読書術 加藤 周一

2011年01月19日 | 
読書術 (岩波現代文庫)
加藤 周一
岩波書店



途中で止めた。

当然と思っていることしか出てこなかったから。
僕が今まで何冊かの読書術の本を読んできたからだろうか。

もう一つ理由があるように思う。
例が多すぎる。
一言で済むことに対して源氏物語とか小林秀雄とか、必要のない例が多く出てくる。
説得力を増すには有効な手段かも知れないが、例なしで間違いなく伝わる内容なら(僕はそう思った)
なしのほうが良いと思う。

初版が2000年。
この十年で読書のスタイルは大きく変わったことは間違いないが、
それをふまえても内容が古いように思う。

それとも、僕が年配者の叡智を理解できない若者のように未熟なだけなのか。
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