それが一番の問題

概要は後からついてくる

ココ・シャネルという生き方 山口 路子

2011年01月23日 | 
ココ・シャネルという生き方 (新人物文庫)
山口 路子
新人物往来社


2回続けて読んだ。
それだけおもしろかった。

「シンプルで着心地が良く無駄がない。」
「醜さは許せるけど、だらしなさは絶対に許せない。」
「30歳の顔には、生活が刻まれる。」

など、覚えておきたいフレーズがたくさんあった。

表紙の加工が素晴らしい。
P149の写真はとても美しい。

シャネルについては、一度だけ映画でみた程度しか知らない。
そんな僕にちょうど良いくらいの情報量。
自己啓発本ではなきが、人生にやる気がでる本。
生き方がかっこいいからか。

偉人と凡人の一番の違いはエネルギーにあると思う。
このエネルギーはどこからくるのか。
幼少時の体験か、悔しい思いか、天性のものか。

そんなことを考えさせる。

傲慢でいるのは、おとなしくしているより数段も大変なことだ。
と著者は書く。
まったくその通りだ。
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打ちのめされるようなすごい本 米原 万里

2011年01月23日 | 
打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫)
米原 万里
文藝春秋


この人は思想的に偏っていると思う、左に。
「僕から見れば」の前置きは必要ないと思う。
紹介されている本を見ればわかる。
僕は、その手の本を無視した。
興味がある人には、とても良い指南書になるかと思う。

思想的に偏っていようとも、書評に長けていることには変わりない。

思想に関係ないもので、興味を惹かれた書籍は注文してみた。
、、、中には、依頼されて、好意的書評を書いたものをあるかも知れないと思う。
そんな本にひっかかったとしたら、それば僕が未熟なだけだ。

タイトルは(も?)秀逸。
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パロール・ジュレと紙屑の都 吉田 篤弘

2011年01月23日 | 小説
パロール・ジュレと紙屑の都
吉田 篤弘
角川書店(角川グループパブリッシング)


この作家の文章は美しい。
描く世界も美しい。
物語はどこかやさしい。

だから好きだ。

登場人物は僕の口元を緩ませる。
ゆっくりと味わって読むことをおすすめする。
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