それが一番の問題

概要は後からついてくる

傾いた世界―自選ドタバタ傑作集〈2〉 筒井 康隆 新潮社

2008年10月11日 | 小説
傾いた世界―自選ドタバタ傑作集〈2〉 (新潮文庫)
筒井 康隆
新潮社

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この人の頭の中はどうなってるんだろ。

子供の想像力と途方もない知性が共存してる。

IQテストで天才児と判断された経歴にもうなずける。

本書のタイトル「傾いた世界」は、卑屈さを思わせるかも知れないけど、
掲載されている短編はどれもSF設定のコミカル。SFコミカル?
文芸書は読まないし、熱弁してくれる友達もいないので、
僕は文学作品を定義する言葉を知らない。でも、SFコミカルが僕にはしっくりくる。

しかし、この人の書評とか声明文はとても美しい。筆にいくつもの顔を持っている。

一流のプロってこういうことか。

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