2020-0704-man3642
万葉短歌3642 沖辺より3384
沖辺より 潮満ち来らし 可良の浦に
あさりする鶴 鳴きて騒きぬ 〇
3384 万葉短歌3642 ShuH123 2020-0704-man3642
□おきへより しほみちくらし からのうらに
あさりするたづ なきてさわきぬ
〇=出典未詳。
【編者注】遣新羅使人等の歌(3578~3722、一四五首)の第65首。「熊毛浦舶泊之夜作歌四首」の第3首、男。
【訓注】沖辺(おきへ=於枳敝)。可良の浦(からのうら=可良能宇良)[「熊毛の浦の一部」]。