万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3654 可之布江に3395

2020年07月15日 | 万葉短歌

2020-0715-man3654
万葉短歌3654 可之布江に3395

可之布江に 鶴鳴き渡る 志賀の浦に
沖つ白波 立ちし来らしも  〇

3395     万葉短歌3654 ShuH142 2020-0715-man3654

□かしふえに たづなきわたる しかのうらに
  おきつしらなみ たちしくらしも
〇=出典未詳。
【編者注】遣新羅使人等の歌(3578~3722、一四五首)の第77首。「至筑紫館・・・四首」の第3首。男。左注(読下し)に、「一には<満ちし来(き)ぬらし>といふ。」
【訓注】可之布江(かしふえ)[「福岡市東区香椎の地の入江」]。志賀の浦(しかのうら=之可能宇良)。沖つ白波(おきつしらなみ=於枳都之良奈美)。