2020-0708-man3646
万葉短歌3646 浦みより3388
浦みより 漕ぎ来し船を 風早み
沖つみ浦に 宿りするかも 〇
3388 万葉短歌3646 ShuH129 2020-0708-man3646
□うらみより こぎこしふねを かぜはやみ
おきつみうらに やどりするかも
〇=出典未詳。
【編者注】遣新羅使人等の歌(3578~3722、一四五首)の第69首。「佐婆海中・・・八首」の第3首、男。
【訓注】浦み(うらみ=宇良未)。漕ぎ来し船(こぎこしふね=許芸許之布祢)。沖つみ浦(おきつみうら=於伎都美宇良)。