2022-0415-man4328
万葉短歌4328 大君の4005
大君の 命畏み 磯に触り
海原渡る 父母を置きて 丈部人麻呂
4005 万葉短歌4328 ShuJ443 2022-0415-man4328
□おほきみの みことかしこみ いそにふり
うのはらわたる ちちははをおきて
○丈部人麻呂(はせつかべの ひとまろ)=左注参照。4330歌第二左注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第36首。4330歌第二左注<三首>の第1首。左注に、「右一首助丁(じょちゃう)丈部造(みやつこ)人麻呂」。
【訓注】大君(おほきみ=於保吉美)。命畏み(みことかしこみ=美許等可之古美)。海原(うのはら=宇乃波良)[「海原(うなはら)の訛り」]。父母(ちちはは=知々波々)。