2022-0419-man4333
万葉短歌4333 鶏が鳴く4009
鶏が鳴く 東壮士の 妻別れ
哀しくありけむ 年の緒長み 大伴家持
4009 万葉短歌4333 ShuJ448 2022-0419-man4333
□とりがなく あづまをとこの つまわかれ
かなしくありけむ としのをながみ
○大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第41首。「追痛…并短歌〔(五首)〕」の第2首。左注に、「右二月八日兵部少輔(ひゃうぶのせうふ)大伴宿祢家持」。
【訓注】鶏(とり=等里)。東壮士(あづまをとこ=安豆麻乎等故)。妻(つま=都麻)。