2022-0429-man4343
万葉短歌4343 我ろ旅は4019
我ろ旅は 旅と思ほど 家にして
子持ち痩すらむ 我が妻悲しも 玉作部広目
4019 万葉短歌4343 ShuJ459 2022-0429-man4343
□わろたびは たびとおめほど いひにして
こめちやすらむ わがみかなしも
○玉作部広目(たまつくりべの ひろめ)=左注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第51首。4346歌第二左注<十首>の第7首。左注に、「右一首玉作部広目」。
【訓注】[以下、すべて訛り。順に、われ・おもへど・いへ・こもち・わがめ]我ろ(わろ=和呂)。思ほど(おめほど=於米保等)。家(いひ=已比)。子持ち(こめち=古米知)。我が妻(わがみ=和加美)。