万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4335 今替る4011

2022年04月21日 | 万葉短歌

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万葉短歌4335 今替る4011

今替る 新防人が 船出する
海原の上に 波なさきそね  大伴家持

4011     万葉短歌4335 ShuJ449 2022-0421-man4335

□いまかはる にひさきもりが ふなでする
 うなはらのうへに なみなさきそね
○大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第43首。「追痛…并短歌〔(五首)〕」の第4首。4336歌左注併照。
【訓注】新防人(にひさきもり=尓比佐伎母利)。船出(ふなで=布奈弖)。海原(うなはら=宇奈波良)。波なさきそね(なみなさきそね=那美那佐伎曽祢)[「<さくは波頭が白く砕けるのを花が咲いたようにいったもの。…<な~そね>は懇願的な禁止。<波>の<な>…<奈>が本来の形かも…」]。