風の吹くまま

大好きな自動車について、思いついたことを投稿します。

NEW GT-R

2007-10-26 11:03:57 | スポーツカー
ここ数日、東京モーターショーの様子が盛んに報道されています。

なかでも「GT-R」の発表が特に注目されているようで、
日頃はクルマと無縁そうに見える女性アナウンサーが、
「日産の名車GT-Rが発表されました!」
などと話しているのを見て、なんだか不思議な気分になりました(笑)。

そもそも名車であるかどうかは、
ある程度時間が経ってから評価されるものですが、
発表した瞬間に名車扱いされるとは驚きです(笑)。
それだけインパクトのあるクルマに仕上がっているということなのでしょう。

まだ詳しい情報は得ていませんが、
かなり高性能なのは間違いないようで、
僕個人としては、「フロントミッドシップ+トランスアクスル」という、
FR(ベースの四駆ですが)としての理想的なパッケージを与えられたところに着目しています。
おそらく日本車として初めてではないかと思うのですが、
ポルシェのFR車が何十年も前から採用し、
理想的な前後重量バランスを得られることが立証されているこのパッケージを、
日本のスポーツカーがいつまで経っても取り入れないことに、
僕はずっと疑問を感じていました。
エンジンも全長の短いV6型に変更されているし、
これでようやくフロントヘビーの呪縛から解放され、
本当の意味で運動性能の高いクルマに進化しているはずです。

一つだけ気になるのは、車重がかなりあるところ(装備重量で1960キロ!)。
馬力と重さの関係でいえば、アストンマーティンのDB9に近い感じでしょうか。
前後重量バランスの良さで、ある程度はカバーされるでしょうから、後は、
車重に見合ったブレーキがついているかどうかがポイントになりそうです。

デザインは、スカイラインの名前が外されはしましたが、
どことなくケンメリRのような雰囲気も踏襲されていて、
美しいというよりも無骨で硬派なイメージですが、
個性もあってなかなかカッコいいと思います。
これならスカイラインのオールドファンもきっと納得するはず。
770万円もするそうなので、今の僕にはちょっと手が出ませんが、
街で見かけるようになるのが本当に楽しみです。
都合がつけば、11月末の大阪モーターショーを見に行くつもりです。


※記事数が増えてきたので、カテゴリーを増やして少し整理しました。
※リンク集も時々更新していますので、ぜひリンク先へもご訪問ください。



名車たち

2007-10-25 22:59:55 | スポーツカー
ずいぶん引っ張ってしまいましたが、
ノスタルジックカーショーの写真の残りを掲載しておきます。
残りといっても、いずれ劣らぬ名車ばかりです。
残りもの扱いになってしまったのは、
僕があまり詳しく説明できないからにすぎません。
悪しからずご了承ください。


☆アルファロメオのジュリアスーパー。僕はこのクルマを、マンガの「GTロマン」で知りました。四角いフォードアセダンでありながら、なかなか小粋なデザインではないかと思います。大昔に、このクルマがパトカーとして出てくるヨーロッパの映画を見たような記憶があるのですが、もしかすると勘違いかもしれません☆


☆トライアンフのTR2(だと思います)。この時代のクルマの知識には乏しいのですが、ロングノーズ・ショートデッキ、オープンで2シーター、優美でありながらどことなくユーモラスな柔らかいボディラインと、けっこう贅沢につくられたロードスターではありませんか。ハンチングを被った英国紳士が乗っているようなイメージがあります☆


☆ポルシェ914。911などに比べると人気はありませんが、コンパクトで重心の低そうなミッドシップカーなので、ハンドリングはきっと楽しいのではないかと想像します。フォルクスワーゲンのエンジンを積んでいたので「ワーゲンポルシェ」と呼ばれていましたが、ポルシェ製6気筒エンジンを搭載した914/6というモデルもありました。写真の914は向かって左側のフォグランプが外れてなくなっています(笑)☆




☆ポルシェのレーシングカー2台。上が908で、下は956。ロスマンズカラーが懐かしいですね。908については、家に帰ってからネットで調べようと思ったのですが、検索の仕方が悪いのか、どの写真も微妙に形が違っていて、そのものズバリの資料が見つかっていません。とりあえず、スタイリングの美しさを味わっていただければと思います☆


改造車

2007-10-24 17:00:13 | ミニカー
トミカのちょっと不思議なバージョンのスカイラインを購入しました。

パッケージには、スカイラインGT-Xと書いてあって、
ノーマルのケンメリGT-Xの絵が印刷されているのですが、
現物には、オーバーフェンダーとスポイラーがついていて、
一見すると、GT-Rのようにも見えます。
ところが、フロントグリルはRではなくGT-Xの形なので、
GT-Xベースの「改造車」ということになるのでしょうか(笑)。

まだまだミニカーは素人なので、
どういう意図でこのモデルがつくられたのかは分かりませんが、
それなりにカッコいいので、けっこう気に入っています。
ただ、車体の幅よりもずいぶん内側に車輪がついているところが、
少々不細工な気もします。

ミニカーに詳しい知人は、こういう場合、
一度分解してトレッドを広げるそうですが(まさに改造車!)、
不器用な僕は、分解する段階で壊してしまいそうなので、
とりあえずこのままにしておこうと思います(笑)。


☆この角度から見るとあまり気になりませんが、正面から見ると、かなり内側に車輪がついています。一見GT-R風なところが、いい味を出しています(笑)☆


ストーブ・リーグ

2007-10-23 23:53:11 | F1レース
先日のF1最終戦ブラジルグランプリでは、
とても嬉しい出来事がありました。
尊敬する中嶋悟さんの長男一貴君が、
ウィリアムズからF1デビューを果たしたのです。

これまで、ジャック・ヴィルヌーヴやデーモン・ヒルなど、
欧米には親子でF1ドライバーになった人がいましたが、
ついに日本人でもそういう人が出るようになったところに、
まず時代の流れを感じます。

1976年に初めて日本でF1レースが開催され、
星野一義さん、長谷見昌弘さんらがスポット参戦で活躍されましたが、
日本でのF1レースは、翌77年を最後に10年も途切れてしまい、
日本人がF1ドライバーに採用されることはありませんでした。

F1が本当の意味で日本に定着したのは、
1987年に中嶋悟さんがロータス・ホンダのドライバーとなり、
鈴鹿サーキットでF1レースが毎年開催されるようになり、
テレビで全戦放映されるようになってからといえるでしょう。

そんなわけで、僕の気持ちの中では、
中嶋さんが日本にF1を連れてきてくれたような思いがあるのです。
もちろん中嶋さん個人の力というわけではないでしょうが、
とにかくそういう印象が心に残っているのです。

あれからさらに20年が経ち、一貴選手のデビューによって、
新しい希望が見えてきたような気がします。
もちろん琢磨選手にも頑張ってもらいたいですが、
元F1ドライバーのDNAを受け継ぐ一貴選手が、
もし来年レギュラードライバーになれたら、
またまたF1を見る楽しみが増えるというものです。
このオフのストーブ・リーグは、アロンソやラルフの動向も含めて、
しっかりと注目していきたいと思います。

フランクさん、なんとか一貴選手を正式採用していただけないでしょうかね?(笑)



F1-2007シーズン(結果含む)

2007-10-22 23:21:47 | F1レース
今日は、F1ブラジル・グランプリの結果、
および2007年シーズンの結果について書こうと思います。
まだF1中継の録画を見ておられない方、
結果をご存じない方はご注意ください。

… ☆ … ☆ … ☆ … ☆ … ☆ … ☆ …

10月8日の書き込みの中で、
「レースでは何が起こるか分からないから、まだフェラーリのライコネンにも逆転のチャンスはある」
といったことを僕は書いていました。

それは、これまでに自分が見てきたレースおよびチャンピオンシップで、
劇的な逆転を目撃した経験が何度かあったことを踏まえ、
さらにフェラーリファンとしての逆転への希望を込めた文章でした。
また、たとえ確率は低くても、
必勝を信じて待つのがファンの姿勢だとも思っていました。

果たして、フェラーリと、フェラーリをドライブするキミ・ライコネンは、
その奇跡的な逆転チャンプ獲得という偉業を成し遂げてくれました。
フェリペ・マッサも非常にいい働きをして、
見事にフェラーリ・ワンツーフィニッシュを決めてくれたので、
僕は今とても感激しています。

ただ、現時点(07年10月22日午後10時過ぎ)で、
BMWザウバーとウィリアムズの規定違反が不問となった件について、
マクラーレン側が抗議をしているという速報が入っているので、
もしもこの抗議が認められたら、
レースのリザルトが変わる可能性がわずかに残されています。
しかし、「とにかくそんなことは起きてくれるな」と、
極東のいちフェラーリファンはただ祈るばかりです(笑)。

それにしても、今年のF1のチャンピオン争いは、
全戦を通じて上位2チームしか勝てなかったとはいえ、
最終戦までチャンピオン争いがもつれて、とても見応えがあったと思います。
ミハエル・シューマッハーがフェラーリで勝ちまくっていた時期、
あまりにもミハエル一人だけが極端に強すぎたため、
レース内容やチャンピオンシップへの興味がやや薄れたこともありました。
そのミハエルが昨年引退し、どうやら群雄割拠の時代が訪れたようです。

もう少し贅沢を言わせていただくとすれば、
来年は上位4チームくらいで優勝争いをしてもらって、
チャンピオン争いが今年以上にもつれてくれると、
さらにワクワクして楽しめると思います。
もちろん、最後にチャンプを獲得するのはフェラーリということで、
なんとかお願いできればありがたいのですが(笑)。

以上、フェラーリファンの偏見に満ちた、
2007年シーズンの感想でした(笑)。
フォルツァ・フェラーリ!!