風もなく穏やかなマリーナ、先の海の水面がキラキラ輝いていました。
今までこの海の水面の輝きに気が付きませんでした。やっと春が来たのですね。
浜辺には若者達が波と戯れています。釣り人や砂浜に降りる緩い階段にびっしりついている牡蠣をとっている人がいました。
食べるところがあるのかと思うくらい小さい牡蠣ですが昨年はもう少し多くの人が牡蠣をとっている姿が見えましたがこれからでしょうか？
ランの息づかいも弾んでいます。
4月1日早朝、3月27日に5年の歳月と２８億円をかけて保存修理が完了したばかりの姫路城に行きました。
姫路駅で無料の観光ガイドがあることを知りお願いしました。傘をいらない程度の小雨が降る中ガイドさんの計らいでイーグレ・姫路の屋上から桜が満開の姫路城の全景は美しいの一言です。1時間待ちの城内に入るのは避けて濠の周りを約２時間余り案内してくださいました。
公園内の丹下健三さんの設計した歴史博物館前で振り返ってくださいというガイドの声にガラスの壁面にはミラーガラスに映る姫路城が映し出されいつの間にか一緒に見学コースを歩き始めた皆さんからも感嘆の声が上がりました。
昼食も安くておいしい店を教えていただきまだまだ話題がつきませんでした。
そして午後千葉県に帰る友人たちと別れて娘の家に戻りました。
今回の旅は3日前に決め友人には2日前というあわただしさでしたが天気と素晴らしいガイドに恵まれました。
今回のジオサイトのガイドはそれぞれの場所で専門の方が案内してくださいましたが地理感がつかめない私達を車で案内してこうのとりの餌付けの時間まで合わせてくださった香住の名ガイド今井さんなしでは船の出航条件もわからない私たちは香住湾内もまわれなかったでしよう。
姫路城のガイドは無料でしたが博識が高く素晴らしいガイドでした。
山陰ジオパークは、さすが世界ジオパークです。距離は１２０ｋ位あるそうで一日では回れません。それに比べて銚子のジオサイトはコンパクトですが一日で一億５千万年前から現代までたどることが出来ます。初日の出や沈みゆく夕日にゆったりと思いをはせながら自然を感じることが出来ます。漁業や農業等大地の恵みも豊富です。
この旅で名ガイドさんたちに触れて自信を失う一方やっぱり頑張らなくてはという思いを新たにしました。
友人達が帰ってから連日娘や孫たちと花見に出かけました。苦楽園にある夙川沿いの桜はどこまでも続いていました。
大変な混雑の中、桜を堪能した日々でした。桜には沢山の外国人でにぎわいました。今回ほど桜、桜の日々はなかったです。又、明日も花見にという娘に４日には用事があったので途中で帰りました。醍醐寺からのタクシーは皆貸し切りでつかめないので駅までランを連れて急ぎ電車に乗り自宅に向かいました。