黒潮とつながる地域.黒潮ネットワーク(銚子、伊豆大島、伊豆半島、室戸、南紀熊野、土佐清水、桜島、錦江湾、三島村、鬼界カルデラ)の第4回南紀熊野ジオパークフェスタに参加しました。前日朝7時過ぎに家を出て春秋航空で関着、それから串本のホテルに着いたのは18時30分 夕食はファミレスに行きました。
フェア1日目は古座川町の体育館に割り当てられた交流ブースにPR写真とキャベツの紙芝居やアンモナイトやサメの歯のレプリカ作りを行いました。
レプリカ作りは人気で大人も子供も楽しんでいます。紙芝居は床に座って子供たちは熱心に見ていました。
午後からの基調講演はユネスコジオパーク評議員の渡辺真人氏の「ジオパークを楽しもう」で現在世界にジオパークが増えていることや地域土地の歴史と住んでいる人とのかかわりを知るのもジオパークの楽しみだそうです。
講演の後のミニジオツアーは会場から歩いて30分、ガイドの説明を受けながら虫食い岩に行きました。虫食い岩は20mの岩壁に大小さまざまの穴があいている壮大なタフォニで耳の病気によいといわれ願いを込めた紐が結ばれていました。そ
れから車で古座川弧状岩脈をたどって1枚岩まで車で。500mの巨大な岸壁には年2回巨大な守り犬の影が出現するそうです。
2日目、前々日の朝、宿から遠くに見た橋杭岩は観光客で賑わっていました。大小の岩が850mも連続して並んでおり石英斑岩が貫入して侵食により硬いマグマがかたまった岩が杭状に残され直線状に並んでいるのは見事です。ちょうど引き潮で岩を手で触れることができました。
その後那智の滝へ向かいます。
入口の手前には熊野古道への敷石の道が誘うように奥に向かっていました。
那智滝は133m高さ水量ともに日本一です。奥には沢山の滝があると聞きました。最後に本州最南端の潮の岬へ。ちなみに最東端の岬は宮越のトドヶ崎だそうですね。
天気に恵まれた南紀の海は鏡のように穏やかで美しく津波対策も施され、車道から見る海は常に視界にあり海岸線を堪能することができました。食事はマグロずくしでしたが漁師丼、マグロのしゃぶしゃぶ等楽しみました。
和歌山とは銚子は歴史的にもつながりが深いですけど地理的には遠く感じていましたが素晴らしいところでした。車でご案内くださったジオパーク推進協議会の方ありがとうございました。