今年も「ふるさとの再発見」と地理の教科書にものってる「銚子の土地の成り立ちと変化」の学習のまとめとして市内の小学校13校の6年生の地層を学ぶ学習支援事業が始まりました。
銚子ジオパーク推進協議会と市民の会が協力して12月から始まり2月まで屛風ヶ浦、犬岩で行われます。
推進協議会の専門員が屛風ヶ浦の看板の前で屏風のミニチュアを見せながら屏風ケ浦名前のいわれ、昨年国の名勝・天然記念物に指定されたこと、江戸時代から3社参りのあと利根川遊覧して来る終点が銚子であり庶民の楽しみだったこと等の説明をします。
遊歩道を歩き地層のでき方や目で見た地層を写生しその違いを、用意した砂をさわり指で確かめます。その後10人1組くらいに分かれ遊歩道を歩きながら市民の会の会員が説明し最後に学んだことの問題の答え合わせをして犬岩に向かいます。
犬岩では義経伝説と屏風が浦とは違うプレートの動きによって運ばれてきた岩石を触ってその硬さに触れてみます。
今回の学習会はとても寒いときですが 市内に住んでいても初めて訪れたという生徒も沢山いました。まだ2月まで続きますが暖かくなるといいですね。
屛風ヶ浦の崖と犬岩の成り立ちや歴史を学んだことは子供たちに故郷の再発見と何かを与えたと思います。