原油高が原料高となり、全ての製品・商品の価格を上昇させ、工業用アルコールの需要拡大から穀物高を招来し、食品価格全体を引き上げている。
さらに、今、現行の5%の消費税を10%に引き上げようとしている。景気回復は中小企業に関わりが無く、殆どの国民は好況を感じられずに景気は踊り場どころか後退期に入ってしまった。あらゆる物の価格が上昇し、更に消費税まで便乗するように上がれば日本の消費行動は大きく後退する。既に、自家用車の保有台数が減少を始めている。いくら道路が良くなっても、走る車が無くなるんですよ。ガソリンが高くて、遠出に行けなくなるんです。家の中に逼塞すれば消費は停滞しますね。
さぁ、経済学者はどうする。政治家・経済学者もこの失われた10年を予測できた者はいない。中国は私有を認めない社会主義だけど、土地・マンションのバブルが凄い。マンションは50年間の領有権を認める。10年先なんて誰も分からない、予測が付かない、まして50年先はどうなるか決して分からないだろうと。
先が分からない、予測が付かないなら今を、今だけを良くするという思想は日本にはない。政治家は選挙があるから口当たりを良い言葉を使うのだが。
サントリーのウィスキーが25年ぶりに値上げだそうだ。
ガソリンは来月から6円程度値上げされるそうだ。天井知らずだね。年末には200円台になるのか。
値上げと品不足、どちらが良い?どちらが我慢できる?・・・・・この国の経済はどうなってしまうのだろうか?
経済の伸張と五輪景気で沸いて、株のバブル状態だった中国だが、四川大地震で国民の安全保障が疎かになっていることが明らかになり、さらに、今朝の新聞によると、中国人民銀行の金融引き締め作に嫌気し、上海株式市場は全面安となったそうだ。五輪でも、お祭り騒ぎどころではなくなってきそうだ。
小さい時から漫画は好きだったけど、最近好きな漫画の一つである「築地魚河岸三代目」が映画になったので、妻と近所のインモールにあるシネコンに行って来ました。
今までこの映画館で見たのは「博士の愛した数式」と「犬と私の10の約束」だけです。いずれも、8時からの最終でしたが、今回は2時半という、昼から。シネコンは結構混んでました。私が50歳をとうに超えているので、二人で二千円です!
映画館に入るまで、妻はアニメだと思ってました。マ、そう言う奴です。
ビールをコップ二つとキャラメルポップコーンのLサイズを購入して、いざ。
この映画は全体の席の20パーセントと言うところでしょうか。
中にいる人も割と年配が多いかな。カップル(今や死語?)が殆どだけど、若い人たちは少なかった。
内容?とにかく、いろんな話題を一遍に押し込みすぎ。なんで原作通りにやらないのかな。英二と明日香が兄弟なんて作ってみたり。原作のキャラクターだけで充分だと思うのだが、やり過ぎてないの?
やはり、シリーズ物になるみたいです。釣りバカ日誌が原作と全く違った世界になったみたいに、この作品も原作と大きく外れてしまうのだろうか。