羊毛フェルトクラフト Little field

羊毛フェルトで作る小さな世界 Little fieldの ほんわ家(ほんわかと読みます)おのよーこの日記です。

子育ての醍醐味

2007-11-19 22:48:14 | えとせとら
 今日の読売新聞に
 第11回こども未来賞の入賞作品が掲載されていました。
 その中の読売新聞社賞を受賞した
 兵庫県の会社員、松山さんという方が書かれた作品
「育児のベテラン」を読みました。

 共働きであるこのご夫婦は土曜日出勤の奥さんに代わって
土曜休みであるご主人が子どもさんの世話をします。

 土曜日に頻繁に行われる小学校行事にも
紅一点ならぬ黒一点?で参加し、
最初は抵抗感を持ちながらも次第に慣れ親しんでいきます。

 しかし、母親に代わって、父親が行事に参加していたことを
子どもたちはどう思っていたのか疑問に思い
中学生になった子どもたちに尋ねてみます。

 すると子どもたちの反応は
 最初は抵抗があったけれど、
お父さんが一生懸命がんばってる姿を見て
抵抗感はなくなったそうです。

 そして、子どもたちは父親に感謝の意を伝えた

という話でした。

 松山さんは長男のお子さんが始めて歩いた場面も
その目で見てとても感動し、育児の醍醐味を知ります。

 この記事を読んで、
松山さんは大変幸せな方だなぁと思いました。
 多くの場合、育児は母親の仕事です。

 私は毎日子どもと接し、日々の子どもの成長を
ずっと見続けてきました。
 その中で、もちろんトラブルになることも
たくさんありましたが、
様々な出来事を通して子どもの成長を目の当たりにし、
これこそが本当に育児の醍醐味であると思う場面に
なんども遭遇しました。

 そして、いつも感謝されるのは母親です。
 仕事で忙しく不在がちな父親の姿は子どもには見えません。
 どんなに身を粉にして働いても
子どもから感謝の言葉をかけられることは
滅多にないことを考えると、
父親というのは損な立場なのかもしれません。

 もう我が家は子どもも大きくなってしまったので、
 今更どうにもなりませんが、
 これから子どもが大きくなる家庭の父親は
 ぜひ、もっと子育てに参加してほしいと思います。

 奥様だけに育児の醍醐味を持っていかれるのは
 とても損ですよ 
コメント
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