普通の暮らしを心がけよう

　未曾有の大震災であったことは間違いない。
地震の大きさに、津波と原発事故が重なった…。

　被災地でなくても
電気が、燃料が、食料がない。
放射能汚染の心配もある。
だから、人々が不安に駆りたてられないはずがない。

　地震自体ではあまり大きな被害はなかったこの地でも
計画停電は行われているし、
買い物に行けば、特定の品物の棚はいつも空っぽ。

でも、普通の生活をしよと思えば
非常食のようなものを買い求めようとしなければ
食料は普通に手に入る。
水道から水もでる。

　計画停電だって、発表されている時間を除けば
普通の生活に戻れる。
　被災地の人たちから比べれば全然恵まれている
というよりは、比べること自体が間違っている。

だから、できるだけ普段通りの生活をしようと思う。
もちろん節電や車を使っての不要不急の外出はしないように
するのは当たり前のことだけど。

私たちが不安に駆りたてられて、
いろいろなものを買い占めれば、
被災者の人たちに支援物資が行き渡らない。
だから、普通の生活をしようと思う。