6月30日に公開された「臨場・劇場版」を見てきました。
いきなり、衝撃的なオープニング。
劇中でとても凄惨な事件が発生し、ちょっとショックを受けました。
でも、こんな恐ろしい事件が世の中で実際に起こっていることも確かです。
ある日突然、自分の大切な人が
わけもわからず、見ず知らずの他人に無差別に殺されてしまったら…
そして、その犯人が精神鑑定の結果、心神喪失とされ
刑法39条の適用により無罪となってしまったら、
被害者たちは、その残された遺族たちは…?
似たような事件が、実際にこの社会で起こっていて、
どんな状態だったら、
心神喪失で人を殺害しているにもかかわらず、罪に問われないのか…
ずっと疑問に思っていました。
もちろん、この映画は、そのことの答えを見つける映画ではないのですが
ただ、見終わって、強く思ったことは
心神の状態がどうであっても人を殺して罪に問われない…
というのはやっぱり変だってことです。
被害者は誰だってそんなこと納得できるはずがありません。
クライマックスは、とても衝撃的です。
事件が解決して終わりということでは済まない結末に
何か課題を出されたような気がします。
見た人がそれぞれ自分で答えをだすことなのかもしれません。
テレビでファンだった人もそうでなかった人も一見の価値はあると思います。