先日紹介しました友人の個展が開かれている
安曇野髙橋節郎記念美術館
についても、ご紹介しておきたいと思います。
「高橋節郎は、優れた時代感覚で
芸術性豊かな独自の漆芸術の世界を作りだしました。
鎗金(そうきん)という手法を駆使し、
黒と金を基調に幼い頃身近に触れ心の核として蓄積された
故郷安曇野の自然、星空・山々・四季・古墳などを
壮大かつ幻想的な作品として表現しています。
工芸の領域から純粋美術館の領域へと、
漆の世界を開拓した功績は高く評価され、
1997年には文化勲章を授与されています。
当館は高橋節郎の漆作品をはじめ、
墨彩画、書など美術家としての幅広い作品に触れ、
安曇野の美しい自然環境に根差すその芸術を通じて
豊かな想像力や感性を育むとともに、
生涯学習の場として、2003年、高橋節郎の生家(登録有形文化財)の建つ
故郷・穂高の地に開館しました。」
~安曇野髙橋節郎記念美術館 美術館案内リーフレットより~
と説明を見るとこのようなことですが
この空間に入ったなら説明などいりません!!
漆塗りの上に金箔や金粉で描かれた画は
目を見張る美しさです。(表現力が乏しくすみません)
畳2畳ほどでしょうか?第2展示室に展示されている漆屏風の前に立つと
異次元の空間に入り込んだような感覚になりました。
月並みですが「素晴らしい・美しい」という言葉にふさわしい作品です。
そして、驚くべきはこの素晴らしい芸術作品を観覧するのに
観覧料が一般「400円」という破格なお値段ということです
安曇野地方に行かれた際は是非お立ち寄りになってください。
もちろんそれを目的に行っても十分な満足感を得られるでしょう~