週始めからなんですが
実は…先月下旬、母が入院しました。
数年前に手術したガンの転移があったからです。
それで、その治療を始めました。
正直、80過ぎの高齢の母に治療を施すことにどれほどの効果があるのか、甚だ疑問ではありました。
が…
私事でいうと、来年の5月末に娘の結婚式が控えており、
何もしなければそこまでは持たないと医師から言われ、
そして本人は病気で不調はあるものの自分のことは自分ででき、認知機能も衰えてはいないのに、何もしないで、残りの余生を過ごさせるという選択はできませんでした。
もしかしたら、治療が苦しいだけで、治療の効果が得られない
ということも十分承知した上で、
それでも、孫の結婚式に出席するという希望を持って治療に臨めば
何も目標が無いよりは
本人の生きようというモチベーションを向上させて治療に効果があるかもしれないと
わずかばかりのの期待を抱いて治療する選択をしました。
結果的に治療がうまくいかなければ
こんなことなら治療しないほうが副作用で苦しまずに済んだのに
治療なんてしなければ良かった
と思う日が来るかもしれません。
そして、多分何を選んでも、
何かをしても、しなくても
残されたものは後悔するのだと思います。
けれど
これが正解ということはなく
出る結果がすべてであり、
それは選択を間違えたということではないだろう…
と今は自分に言い聞かせ、
なんとか治療の効果が得られますようにと祈りながら
過ごす日々です。