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アメリカ ウクライナの高官 停戦めぐり協議:ゼレンスキー大統領 サウジアラビア皇太子と会談:ロシア国防省 “モスクワ州などで無人機337機撃墜”

2025-03-12 19:07:45 | ウクライナ紛争
ロシア国防省 “モスクワ州などで無人機337機撃墜”



【随時更新】ロシア ウクライナに軍事侵攻(3月11日の動き) NHK 2025年3月11日 18時23分

アメリカ ウクライナの高官 停戦めぐり協議
サウジアラビアの西部ジッダでは11日、日本時間の11日午後6時すぎからアメリカとウクライナの高官協議が始まり、アメリカ側からルビオ国務長官やウォルツ大統領補佐官、ウクライナ側からイエルマク大統領府長官やシビハ外相らが出席しました。

ロシアの侵攻が続く中、トランプ大統領は停戦を目指していますが、2月のゼレンスキー大統領との会談では激しい口論となり、鉱物資源の権益をめぐる合意文書への署名が見送られました。その後、アメリカはウクライナへの軍事支援を停止しています。

アメリカのルビオ長官は10日、ジッダに向かう途中、記者団に対して今回の協議で停戦に向けたウクライナ側の意思を確認したい考えを示しました。また鉱物資源をめぐる合意については「トランプ大統領が実現を望んでいるのは確かだが 必ずしも今回の協議で成立しなければならないわけではない」と述べました。

一方、ゼレンスキー大統領も協議を前にSNSに投稿し「この協議に臨むウクライナの立場は建設的なものだ」としてアメリカとの関係の修復につなげたい考えを示しました。

協議では停戦を求めるアメリカに対してウクライナがどのような姿勢を示し、鉱物資源の権益をめぐる合意や軍事支援の再開につながるかが焦点となっています。

アメリカとウクライナの高官協議 部分的停戦の意見交換も
サウジアラビアで行われるアメリカとウクライナの高官による協議では、ウクライナでの部分的な停戦についても意見が交わされるという見方が出ています。

ゼレンスキー大統領は3月4日、SNSに「戦争を終わらせるため迅速に行動する用意がある。ロシアが応じるなら、最初の段階は捕虜の解放、ミサイルや無人機を使ったエネルギー施設などへの攻撃を禁止する空での停戦、海での停戦となるかもしれない」と投稿し、部分的な停戦に前向きな考えを示しています。

こうしたウクライナによる部分的な停戦案についてサウジアラビアに到着したルビオ国務長官は10日、記者団に対し「十分だとは言わないが、紛争を終わらせるにはこうした譲歩が必要だ。理想をいえば、戦闘を停止させ、紛争全体を終わらせることだが、おそらくは何らかの形の敵対行為の停止から始めることができるかもしれない」と述べ、一定の評価をしました。

そのうえで、アメリカ側が一時停止しているウクライナへの軍事情報の共有と軍事支援の再開について「協議の行方を見守りたい。よい協議ができ大統領によい報告ができれば一時停止について決定がされるだろう」と述べ、協議の結果次第だとの考えを示しました。

ゼレンスキー大統領 サウジアラビア皇太子と会談 高官協議前に
ウクライナ大統領府はアメリカとウクライナの高官協議が11日に行われるのに先立ち、ゼレンスキー大統領がサウジアラビアの西部、ジッダを訪れ、ムハンマド皇太子と会談したと発表しました。

大統領府によりますと、会談で両者はロシアで拘束されている捕虜の解放などに向けて今後、協力を強化していくことやウクライナの安全保障のあり方について意見を交わしたということです。

会談後、ゼレンスキー大統領は自身のSNSに「ムハンマド皇太子とよい会談を行うことができた」と投稿し、「戦争を終結させ恒久的な平和を実現させるための必要な手順と条件について詳細に話し合った」として、大部分は安全保障についてだったと明らかにしました。

また11日のアメリカとの高官協議について「この協議に臨むウクライナの立場は建設的なものだ」として、アメリカとの関係の修復につなげたい考えを示しました。

この協議にはウクライナ側は、イエルマク大統領府長官らが参加することになっていて、ゼレンスキー大統領は参加を表明していません。

ロシア国防省 “モスクワ州などで無人機337機撃墜”
ロシア国防省は11日、モスクワ州や西部クルスク州などロシア各地でウクライナの無人機合わせて337機を撃墜したと発表しました。

「ことしに入って最大規模の攻撃だ」としています。

このうちモスクワ州では91機の無人機が撃墜され、モスクワのソビャーニン市長は74機が首都に向かっていたとして「モスクワに対する最大規模の攻撃だ」としています。

ロシアの保健当局によりますと、撃墜された無人機の破片が落下するなどして、これまでに2人が死亡し子ども3人を含む18人がけがをしたほか、集合住宅にも被害がでました。

また、航空当局によりますと、モスクワ南西部にあるブヌコボ空港など4つの空港で一時的に運航が制限されました。

“米 中東担当特使を今週ロシア派遣へ”複数の報道
アメリカのブルームバーグなど複数のメディアは10日、関係者の話として、トランプ政権が今週、ウィトコフ中東担当特使をロシアの首都モスクワに派遣することを予定していると報じました。

ウクライナでの停戦を目指し、プーチン大統領と会談するためだということです。

ウィトコフ氏は2月、ロシアに拘束されていたアメリカ人男性の帰国を実現させるためロシアを訪れ、プーチン大統領と会談しています。

また、2月にサウジアラビアで行われたアメリカとロシアの高官協議にも出席していて、トランプ大統領がロシアとウクライナの停戦を目指す中、重要な役割を担っているとみられています。

Xのサイバー攻撃マスク氏「ウクライナ地域のIPアドレス」主張
インターネットサービスの通信障害についてまとめている民間のウェブサイトによりますと、10日夜から、「Xがつながらない」といった利用者の報告がネット上で相次いだということで、アメリカの複数のメディアは大規模な障害が起きた可能性があると伝えていました。

その後、Xを所有するイーロン・マスク氏は、「Xに対する大規模なサイバー攻撃があった、またはいまも続いている」と投稿しました。

そのうえで「われわれは毎日攻撃を受けているが、今回は多大なリソースで行われた。大きな組織的なグループや国家が関与している」として、組織的な攻撃を受けた可能性があるという見方を示しました。

さらにマスク氏は、アメリカのメディアFOXビジネスのインタビューに対し、くわしいいきさつはわかっていないとする一方で、「攻撃はウクライナ地域のIPアドレスからだった」と主張しました。

一方、ブルームバーグは、パレスチナを支持する「ダーク・ストーム」と名乗るハッカー集団が攻撃を認めたと報じていて、真相は明らかになっていません。

ウクライナとの協議は停戦意思確認の場 米国務長官
アメリカのルビオ国務長官は中東のサウジアラビアで行われるウクライナの高官との協議について、ロシアとの停戦に向けたウクライナ側の意思を確認する場にしたいという考えを示しました。

アメリカのルビオ国務長官はウクライナ情勢をめぐって11日に行われるウクライナの高官との協議に出席するため、10日にサウジアラビアの西部、ジッダに到着しました。

ルビオ長官は移動中の政府専用機内で記者団の取材に応じ、今回の協議について「重要なのは平和が可能な段階にたどりつきたいという彼らの意思や意欲を明確にすることだ」と述べて、ロシアとの停戦に向けたウクライナ側の意思を確認する場にしたいという考えを示しました。

そして「ウクライナ側の立場や彼らがどのような譲歩をするつもりか、おおまかな考えを把握しておく必要がある。双方の譲歩なしに戦争の終結はありえない」と述べました。

また、アメリカが一時停止しているウクライナへの軍事支援について「解決できることを願っている。あす、何が起きるかが鍵になる」と述べて支援の再開は今回の協議の内容も踏まえて判断されるという認識を示しました。

一方でルビオ長官は、ウクライナ国内の鉱物資源の権益をめぐる協議については、「トランプ大統領が実現を望んでいるのは確かだが必ずしもあす、成立しなければならないわけではない。まだ詳細を詰める必要がある」と述べて、さらに調整が必要だという認識を示しました。

スターマー首相 “アメリカの支援再開に期待”
イギリスの首相官邸の報道官は10日、中東のサウジアラビアで行われるアメリカとウクライナの協議を前に、スターマー首相がトランプ大統領と電話会談したと明らかにしました。

この中でスターマー首相は、アメリカがウクライナに対する軍事支援を一時停止していることに関連し「協議でアメリカの支援の再開という前向きな結果がもたらされることを期待している」と伝えたということです。

ウクライナ専門家 “安全保証などのため 合意文書に署名すべき”
11日にサウジアラビアで予定されるアメリカとウクライナの高官による協議について、ウクライナの外交と安全保障の専門家は、鉱物資源の権益をめぐる合意の場になる可能性が高いとしたうえで、ウクライナが求める安全の保証などのために、合意文書に署名すべきだという考えを示しました。

外交と安全保障の専門家でメチニコフ記念オデーサ国立大学准教授のボロディミル・ドゥボビク氏は7日、NHKのインタビューに応じました。

この中でドゥボビク氏は、11日にサウジアラビアで予定されるアメリカとウクライナの高官による協議が、鉱物資源の権益をめぐる合意の場となる可能性が高いとしています。

そのうえで合意文書について「必ずしもウクライナの利益になるものではなく、ウクライナが望む安全の保証などはほとんど含まれていない」と述べる一方で、保証の中身を具体化し、一時停止されている軍事支援などを再開してもらうために、合意文書に署名すべきだという考えを示しました。

さらに、ロシア寄りの姿勢を見せるアメリカの姿勢は評価できないとしながらも、「われわれは選択する立場にはない。なぜならアメリカの支援は常に重要で不可欠だからだ」と述べ、防空システムの一部などアメリカの支援が欠かせないとして、今回の協議も生かして関係を維持する必要があると指摘しました。

ただ、ドゥボビク氏は「最も重大な問題は、今後の和平に向けた見解がアメリカとウクライナで依然として異なっていることだ」とも指摘し、ウクライナにとって難しい外交が続くという認識を示しました。

米ロ首脳会談の開催 ロシア側はウクライナ軍の撤退が条件か
ウクライナでの停戦交渉に向けた米ロ首脳会談の開催をめぐり、ロシア側はアメリカ側に対し、ウクライナ軍が越境攻撃を行っているロシア西部からの撤退を開催の条件の1つとして求めていることが、ロシアの外交筋への取材でわかりました。

これは、アメリカとの関係に詳しいロシアの外交筋がNHKの取材に対し、明らかにしました。

それによりますと、ウクライナでの停戦交渉に向けた米ロ首脳会談の開催をめぐり、ロシア側はアメリカ側に対し、去年8月からウクライナ軍が越境攻撃を行っているロシア西部クルスク州からの撤退を、開催の条件の1つとして求めているということです。

米ロ首脳会談の開催をめぐっては2月、プーチン大統領は記者団に対し「私は喜んでドナルドと会う」と述べ、トランプ大統領との首脳会談に意欲を示しましたが、ロシアに有利な立場で停戦に持ち込めるよう外交的な駆け引きを活発化させているものとみられます。

クルスク州では、ロシア軍は北朝鮮から派遣された部隊とともに、ウクライナ軍に掌握された地域の奪還を目指し、攻勢を強めています。

また、複数のロシアの外交筋は、11日にサウジアラビアで行われるアメリカとウクライナの高官による協議では、クルスク州のウクライナ軍についても議題になるとの見方を示しています。

“ロシア軍が新たに3つの集落を奪還” ロシア国防省
ロシア国防省は10日、ウクライナ軍が越境攻撃を続けているロシア西部のクルスク州で、ロシア軍が、新たに3つの集落を奪還したと発表しました。

州内の都市スジャでは、ウクライナ軍を包囲する作戦を続けているとみられ、ロシア軍が攻勢を強めています。

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