拝借記事です)
【シンザン記念2025】出走予定馬最速チェック
アーリントンロウ
京都芝1400mの新馬戦は出遅れ、スローの展開不利のなか、上がり最速33秒7で追い込み2着。次戦新潟芝1400mの未勝利戦は、一転してハナを切ると、前半3ハロン33秒9と突っ込んで入ったが、逃げ切った。前走の小倉2歳S(中京)は、重馬場で3着。上位2頭に対し、前を捉え切れず後ろから差された。マイルはどうか。
アクルクス
京都芝1400mの新馬戦は稍重、五分に出て5番手のイン。前後半3ハロン34秒8-36秒2のタフな流れを苦にせず、4角もスムーズに進路を確保できた。前走の秋明菊賞(5着)ではスタートを決め、少し促したものの引いて後方へ。前半3ハロン36秒9の前々決着で、序盤の位置取りが響き、4角もかなり外を回している。度外視でもよさそう。
グラフィティアート
初戦の京都芝1600mは開幕週、外枠から出負けし、押して押して好位外5番手付近から。半マイル47秒4と緩く、逃げ切りの決まるのなか、終始外々で長く脚を使っていた。前走は同じく、京都マイルの未勝利戦を差し切り勝ち。ここも出遅れたが、後方で溜める競馬に専念すると、緩みなく流れ、4角15番手から大外一気。ゴール前は流している。
ジーティーマン
新潟芝1800mの新馬戦は、スタートはやや後手も、二の脚が速く2番手へ。半マイル48秒7の緩い流れをなだめられ、残り100mあたりで先頭に立ち押し切った。前走の東スポ杯2歳Sは6番人気6着。スタートを決め、好位インの3番手も、1000m60秒9のスローでかかりっぱなし。マイルへ短縮は良さそうで、流れてほしいか。
タイセイカレント
中京芝1600mの新馬戦は、もっさり出つつ押してハナへ。半マイル50秒1とかなりペースを落とし、上がり最速33秒9で逃げ切り。続くサウジアラビアRCも出負けと、スタートに課題がある。半マイル45秒7と前に苦しい流れとなり、出遅れがかえってよく、7頭立て4角最後方から2着に。前走朝日杯FS(15着)はスローでかかった。
マイエレメント
新潟芝1600mの新馬戦はスタートを決め、好位外5番手あたりから。半マイル48秒6のスローで、行きたがるのを抑えられていた。それでも直線は余裕の手応えで、2着に2馬身半差をつけた。能力は高そう。前走アルテミスS4番人気5着も、出遅れに加え折り合いを欠いた。フェアリーSではなく、こちらへ登録し、スムーズに走れれば。
マイネルチケット
新潟芝1600mの新馬戦2着から、中京マイルの未勝利戦で初勝利。前後半3ハロン34秒5-35秒9の流れを、前々から押し切った。次のサウジアラビアRCは、ハナに立つ勢いから引いてインの3番手に収まり、前にきつい流れのなか好判断で、未勝利戦と同じく持久ラップを前受けで好走。前走京王杯2歳S2着も平均ラップでのもので、タフな流れで。
ミニトランザット
エピファネイア産駒、母イチオクノホシで、昨年のフェアリーS勝ち馬イフェイオンの全弟。京都芝1600mの新馬戦は、5枠8番から押されてハナへ。外枠から被され、序盤は2頭並走に近いかたちでも、半マイル48秒7とペースは緩め。結果、逃げ・番手のワンツーも、上がり34秒2は最速で、3着には6馬身半の差をつけた。控えてどうか
リラエンブレム
京都芝1600mの新馬戦は、7枠8番からスタートを決め、中団外の5番手あたりを追走。ほぼ馬なりで、直線入り口では外3番手に浮上すると、200m付近で先頭に立ち、ゴール前では流す余裕もあった。上がりは最速タイの34秒4も、同じ数字の2着馬は一列後ろにいた。Aコース8日目の開催で、勝ち時計1分34秒2も速く、今後も期待できそう。
レーヴブリリアント
中山芝1600mの新馬戦は、出負けから無理にリカバリーせず、道中は先行集団を見る10頭立て7番手のイン。3,4コーナーで凝縮した馬群の外から位置を上げ、直線入り口では4番手の外へ。ノーステッキで抜け出すと、後続の追撃をクビ差凌いだ。前走のベゴニア賞は、逃げ・番手ワンツーの流れを、後方からインを突いて4着まで。