【ホープフルS】ピコチャンブラック、ハミ変更でハマったラスト11秒2 折り合い改善に上原佑調教師「レースもトライアビットでいきます」
第41回ホープフルS・G1(28日、中山)の追い切りが25日、東西トレセンで行われた。「考察」担当のイシゴー(石行佑介)記者は、1週前から馬具を換えて鋭い動きを見せたピコチャンブラックに注目。馬トク取材班の調教評価も最高の「G」となった。クロワデュノールも前走からの上昇ぶりが際立つ仕上がり。きょう26日に枠順が決定する。
*ピコチャンブラックの最終追い切りは成長の跡がくっきりとうかがえる最終デモだった、美浦・Wコースを単走。助手が騎乗し、序盤から大きくストライドを伸ばした。4角のコーナリングも問題なくこなし、直線では体全体をしならせ弾むような脚さばきで駆け抜けた。ラスト1ハロンも11秒2という鋭さ。人馬の呼吸がピタリとつき、まさにスムーズという言葉がぴったりの内容だった。
※単純に好みの問題だけなんだが小生はこういう馬名(特に牡馬)がどうしても好きになれんのです だから入り口で思考停止w でもまあなんだか有望そうなので注意してみますわ
*マジックサンズは栗東CWコース3頭併せで6ハロン81秒1─12秒0 須貝調教師「引っ張りっきりでこの時計ですからね」
「1週前にしっかりやっているので、無理はしませんでした。それでも引っ張りっきりでこの時計ですからね。仕上がりはいいですよ」
須貝舎と言えば朝日杯で悔しい思いをしたがここで挽回する?この馬名は好きなんだが…当日気が入りすぎないかがちと心配
*マスカレードボールは最終追い切りでスムーズに動けたか
追い日のターゲットはマスカレードボールだ。中間は馬場入りを少しごねる、集中力を欠く、手前の替え方がぎこちないなど、調教で課題が出てきた。しかし、週を追うごとに動きには磨きがかかってきている。さて、最終追い切りはどうか。
この日は調教スタンド前からスムーズに美浦Wコースへ飛び出し、まずはひと安心。ペースはそれほど速くなかったが、3頭縦列の2頭目をリズム良く走って直線へ。楽な手応えのまま内オーキッドロマンス(OP)と併入し、外スピリットガイド(2勝)には2馬身先着した。7ハロン101秒7の全体時計、ラスト1ハロン11秒7も悪くない。手塚調教師は納得の表情で合格点を与えた。