父が地味辺なのと他に有名馬がいるため目立たないが案外父の名を高める存在かも?(予想15番人気w)
ジェットマグナムはここまで3戦2勝。7月福島の新馬(芝2000m)でデビュー勝ちを果たした。続くコスモス賞は最下位の7着だったが、心房細動だったので参考外。前走の芙蓉Sを番手から押し切り、うっ憤を晴らしている。決して派手な勝ちっぷりを見せるタイプではないが、ここまで実質的には2戦2勝と底を見せず。もちろん、前走と同舞台のGIでも侮れない存在となる。
父ヘンリーバローズはその父ディープインパクト、母シルヴァースカヤ、母の父Silver Hawkの血統。母は海外で5勝。04年にともに仏G3のロワイヨモン賞とミネルヴ賞を制覇。同年の凱旋門賞はバゴの8着だった。15年のセレクトセール当歳では1億2000万円(税抜)の高値に。その後に全兄のシルバーステートが活躍したことで、さらに注目度が上がった。しかし、現役時代は2戦1勝。新馬は後に日本ダービーを制するワグネリアンにハナ差競り負けて2着。続く未勝利は大楽勝だったが、これからという時期に脚部不安のため長期休養へ。そのまま復帰することなく種牡馬となった。種付け料は初年度の20年から受胎条件30万円、出生条件50万円で変わらず。これまでに産駒は2世代が走り、JRAでの勝ち上がりは4頭。岩手ではラポジートが今年のビギナーズCを制するなど、まずまずの成績を収めている。