おとめ座M49楕円銀河
画像①QBPフィルターⅢ使用、画像④よりVGA切り出し、色強調(しすぎ?)
おとめ座のメシエ天体も残り1つとなった。M49楕円銀河。本によれば、実視等級8.3等で並みの明るさ、大きさも並みとのこと。楕円銀河としては大きい方らしい。
導入後、SharpCapProで、DSIA(ディープスカイ・イメージ・アノテーション)をかけると、表示されるのはNGC天体ばかり、目で見てもどれがM49かわからず焦る。画面のNGC天体を一つ一つ見て確認するが無い。サブウインドーのDeepsky Ananotation Resultsから、Settingを見直す。表示されない。しかしObjects In ViewのタグにM49の表示がある。M49の項目をクリックすると画像②のように表示され、ほっと一安心。導入された位置は画面の中心からずれているが、観望時間の都合でこのまま行くことにした。強風の中での電視観望となったが、FMA135とAZ-GTiは揺れず、星が土星化することもなく記録がとれた。写りは悪い。
おとめ座のNGC天体は多すぎるので、来年度以降に計画を立て観望しようと思う。
これで、おとめ座の観望予定は残り1つとなった。
画像②SharpCapProのDSIAによる画面。iPhoneにより撮影。該当部分。
画像③AstapのDeepsky annotationの結果。該当部分VGA切り出し。
画像④(M49はど真ん中。星に見える?)
参考資料
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイドマップ星雲星団ウォッチング」地人書館
撮影データ
2023年5月8日月齢17.9、晴れ所々雲あり、強風
ベランダ観測所
おとめ座M49楕円銀河
FMA135+Neptune-CⅡ+AZ-GTi+QBPフィルターⅢ
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでpng保存
Raw16、Area2712x1538、Offset=20、Gain=300
Exposure=8s×30frames
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(あり)
Astapで、fitsファイルをプレートソルブ、自動色補正、α、δgrid処理、Deepsky annotation処理、jpeg保存
Microsoftフォトで、色・明るさ調整、VGAサイズでトリミング等