滋賀県甲賀市で40年以上養蚕を続ける夫婦の姿を通して、蚕が生まれて繭を作るまでの数ヶ月を描いたドキュメンタリー映画「かゐこやしなひ草」(かいこ養い草)の上映会を現在、企画しています。
戦後に甲賀市甲賀町油日に入植、大地を開拓する中で1967年から養蚕を営む山崎敬(けい)さん(76)と妻栖野(すみの)さん(77)の圃場などで一昨年6月から1カ月半、1万匹弱の蚕を撮影、体長約1ミリで生まれた蚕は脱皮を4回繰り返し、7センチほどに成長する。8日間、桑の葉を食べた後、3日かけて糸を吐いて繭を作り、ガになって生涯を終えるまでを、静かな語り口と音楽で映し出していることが特徴的だという。
戦後の農薬の空中散布で多くの養蚕農家はその仕事を奪われた。今の養蚕は何のた
めに行われているのか、今後どういう形で継承されるのか、一度ゆっくりと山さん夫婦のお話をお伺いしたいものだ。
戦後に甲賀市甲賀町油日に入植、大地を開拓する中で1967年から養蚕を営む山崎敬(けい)さん(76)と妻栖野(すみの)さん(77)の圃場などで一昨年6月から1カ月半、1万匹弱の蚕を撮影、体長約1ミリで生まれた蚕は脱皮を4回繰り返し、7センチほどに成長する。8日間、桑の葉を食べた後、3日かけて糸を吐いて繭を作り、ガになって生涯を終えるまでを、静かな語り口と音楽で映し出していることが特徴的だという。
戦後の農薬の空中散布で多くの養蚕農家はその仕事を奪われた。今の養蚕は何のた
めに行われているのか、今後どういう形で継承されるのか、一度ゆっくりと山さん夫婦のお話をお伺いしたいものだ。