アブラムシは、ゴキブリの別名称でいう「油虫」とは異なり、カメムシ目のアブラムシ上科の昆虫の総称を指し、ひとり一人は決して強くなく弱々しいが、その繁殖力にはすさましいものがあり、雌が卵胎生単為生殖により、自分と全く同じ、しかも既に胎内に子を宿している雌を産むという。これにより短期間で爆発的にその数を増やす・・・。弱いものは弱いもので世の中に生き残るための術をもつ。今年は、雨も少なく、アブラムシは比較的多いが、春のアブラムシと秋のアブラムシの繁殖方法は異なり、今後はあまり百姓を悩まさないでくれることに期待する。