百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

水のお話

2011-08-19 22:57:06 | Weblog
最近はどこでも水が販売されているが、それぞれ硬度が異なることはご存知だろうか。
例えば、あるスーパーに置いていた水は12種類、その中からsuntry天然水は硬度20㎎/ℓ、Volvicは硬度60㎎/ℓ、evianは硬度304㎎/ℓ、Contrexは硬度1,468㎎/ℓ、サントリー以外はフランスからの輸入になるが、硬度とは、水に微量含まれるカルシウム (Ca) やマグネシウム (Mg) (あるいは同じことだがCaイオンやMgイオン)の濃度をある方法で表現したもので、だいたい~60㎎/ℓは軟水、~120㎎/ℓは中硬水、~180㎎/ℓは硬水、以上は非常な硬水と区分されている。ヨーロッパは硬水、日本はほぼ硬水、硬水からできたお酒を男酒、軟水から出来たお酒を女酒と言ったりもするが、お味噌汁やお茶には軟水が、ミネラルの補給には硬水が合っているとされている。また硬水は石鹸の泡立ちは悪いが、軟水でのあわ立ちは良い。
植物の生長にはCaやMg以外に微量要素といわれる鉄・銅・亜鉛・モリブデン・ホウ素・マンガン等が微量ではあるが大変重要な役割を果たしており、それぞれが機能して植物の生長を支えていると言える。