ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

嵐「明日に架ける旅」から

2011-11-24 17:47:17 | TV DVD
  昨夜のNHK放送で人気グループ「嵐」の5人のメンバーが、それぞれに各地に出掛けた旅の模様を紹介している。鶴瓶の「家族に乾杯の」の縮小版のような感じであった。ただ各編が15分と短時間なのが惜しまれる。

 二宮君・・・和歌山に170年前から伝わるとという、老舗の手作りしょう油店を訊ねる。現在の店主は6代目で、伝統的な手法で創りだすしょう油店の後を長男が継いでくれるかを心配している。さらに引退している父親の5代目が、自分の創りだすしょう油をどう評価しているのかを心配している。家族同士の微妙なふれあいの中から、さらに後世に老舗が引き継がれる感触を二宮君は得た様である。

 相葉君・・・有明干潟で伝統的な手法を守るムツゴロウ釣りの名人を訊ねる。現在は6人までに減少してしまった漁師さんだが、30年ぶりに新しい漁師の卵が名人に弟子入りしている。その両人からムツゴロウ釣りの手法を見せて貰い、相葉君も挑戦しているがなかなか難かしくて苦戦する。新たに加わった若き漁師の早い成長ぶりに将来を期待していた。

 桜井君・・・脱サラして富山の山村に住み、新たな農業を開拓した夫婦の元に、東京外大を卒業した娘が戻ってくる。そして農業の担い手が老齢化している現状を嘆く彼女に賛同する桜井君に感心した。さらに鶏が卵を産むのに20分をも費やすることや、実際に卵を産む瞬間を捉える驚きの映像も紹介している。農業の未来を心配する若い女性が居られることに桜井君と共に感激しました。

 松本君・・・川口の小規模な工場で産みだす革新的な製品を訊ねる。穴空きカバンを筆頭に、独特の手法で生みだされる製品は実に独創に満ちて素晴らしい。父親から工場を継いだ3代目だが、倒産に追い込まれた過去を持つが、自分が使いたくなる製品創ることに特化したことで、今や世界的にも認めれる製品を創り出す。諦めるな大吉は必ず来ると信じよと説く、経営者に松本君も感心している。

 大野君・・・大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県女川町、そこの商工会青年部の皆さんが、震災前から、「イーガ」というヒーローを生みだして、地元の子ども達を励ましてきた。そのヒーローを再び見たいと言う子どもの手紙があり、イベントで復活させる準備を勧めている。そして地元の秋刀魚豊漁祭で大勢の子ども達の声援を受けての活劇の有様を紹介する。大野君らしいアドバイスもあり、喜ぶ子ども達の顔が印象的である。

 各々がきわめて短時間の映像であるが、題名にある通り明日の明るい日本を指向する内容になっている。思わず引き込まれて見てしまったのでした。
コメント
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