許せない暴挙が

　全国的に事業を展開している福祉関係グループの老人ホームで、介護に従事していた関係者が入居者に暴力を揮っていたと報じられている。入居者の訴えにカメラを設置して確認したところ、その暴力の現場が写しだされて明らかにされた。

　施設側は当事者を懲戒解雇しているが、被害者の家族の訴えにより、警察でも逮捕して実体を調べると伝えられている。ややもすると密室になりやすい病室の中での弱者いじめは人間として許せない暴挙だと感じた次第である。

　従来から福祉の現場で暴力沙汰の噂が絶えない様にも聞いたことがあるが、是非とも再発防止に関係者の皆さんの自省を促したいと思う。

大型店舗の開店

　小生夫婦の通うトレーニングジムに隣接して先週の木曜日から、食料品市場の〇〇ミートが新規開店した。開店当日はオープン記念セールを目指して大勢の顧客が集まり、周辺道路は大渋滞だった。

　この大型店舗の建物での営業には曰くつきの感がある。１２年前に夫婦で当地に引っ越しして来た時はホームセンターの店舗であった。その後数年してこのホームセンターは撤退してしまった。その後には村の市場と称する、今回の新規開店の店と同じ食料品店に変わっている。ところがこの店は長続きがせずに、早い段階で閉店してしまった。

　そして３年程は空き家になっていたこの店舗に、昨年末から工事の人たちが出入りして急ピッチで開店準備を始めていた。最初は何の店舗になるのだろうかと見ていたら、前回と同じ食料品市場を開店するとして従業員の募集も始まった。

　華々しく開店したこの大型店舗、２日目からは通常の車の出入りになってしまっている。さらに土・日もあの開店初日のような顧客の出入りが見られない。何しろ７～８０メートルしか離れていない所に、大型の老舗のスーパーが控えている。

　カミさんに言わせると、この大型店舗の食料品は大家族向けの単位の品物が多く、我が家のような小単位の家族には向かないと言う。ただニュータウンとして確実に人口が増加し、子育てし易い環境もあり、市としても３世代家族の増加の推進も視野に入れた政策もあることから、大家族向けにこんな店の需要もあるのかもと思っている。

　ご存知の通り、新規の大型店舗の開店には大量の従業員の雇用も産まれる。今回ようやく開店した〇〇ミートには是非頑張って欲しいものだと願っている。