ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

映画「のぼうの城」

2012-11-03 11:02:41 | 映画
 昨日封切りの映画「のぼうの城」をさっそく見て来ました。この映画の原作の本が発売された直後に読んでいて、この壮大な物語を映画にするのは大変な事だろうなあと思った記憶がありました。

 豊臣秀吉が圧倒的な戦力を持って小田原城の北条一族を攻略するのに合わせて、関東に散在する多くの支城を大名たちに攻略させることから始めた。ここで秀吉は寵臣石田三成に2万の軍勢を与えて、館林城と忍城の攻略を命ずるのである。館林城は攻撃前に陥落したが、500人で城を守る忍城は、城代家老を務めることになった城主の従兄弟である成田長親(通称でくの坊からのぼうさまと呼ばれた)が、2万の軍勢に戦いを挑むと通告してしまった。

 戦いの火ぶたが切られたが、忍城は別名浮城と称される程の周囲を多くの自然の堀に囲まれた平城である。場内に周辺の農民も引き入れて籠城の作戦を取った城方の武将たちは、城に通ずる狭い路を巧みに利用して三成軍に痛打を与える。そこで三成軍はかって豊臣秀吉が備中高松城の攻略に使った水攻めを実行する。日に日に城の周囲は引き入れらた水嵩が増し、今や城は本丸だけになってしまう。

 ある夜、のぼうさまは湖となってしまった敵の本陣の前に舟を寄せて、可笑しげな田楽踊りをして見せて、敵味方の兵たちの共感を呼ぶことに。しかしそこで思いがけない事態が発生して形勢がが逆転するが、しかし圧倒的な兵力の差は如何ともしがたく、城方は追い詰められついに城は開城を迫られる。その後の三成とのぼうさまの開城をめぐるやりとりが、この映画のクライマックスだろうと思う、この場面にのぼうさまの本領が発揮される。

 歴史上小田原攻めで落城しなかったのはこの忍城だけであり、三成はこの敗戦を糧に後世には関ヶ原で徳川家康に天下分け目の合戦を挑むことになる。

 主人公役の野村萬斎ののほほんとした役つくり、田楽踊りに見せた狂言師としての本領は見事だと思う。上地雄輔の三成は意外に立派である。佐藤浩市、山口智光、成宮寛貴の城方の武将たちも戦国時代の名残を残す個性的な動きで好演している。

 時代劇ながら壮大なスペクタルで見せて呉れるこの映画、出来は Bの上 と評価したい。

 映画館のポスターからケイタイで

                    
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2つの写真展から

2012-11-02 09:21:31 | 独り言
 先日ご報告の写真展が昨日終了した。展示場に使わせて頂いた千葉市科学館のアトリアム(通称きぼーる)は利用希望者が多くて、今回は我が写真クラブは4日間しか使わせて頂けなかったのである。そこで午後には作品の搬出に出向いたのでした。幹事さんから指定された時間の大分前に現場に到着したのだが、何せ高齢者ばかりの集まりである、もう作品は展示板から外されていて大半の会員の皆さんは帰り支度をしていた。

 慌てて小生も自分の作品を仕舞って帰り支度をしていたら、幹事さんのひとりから、実は写真展の2日目に地元TV局の取材があり、県内ニュースでこの写真展のことを紹介してくれたと言う。そのニュースでは「ピーナツさんの作品もばっちり紹介されていましたよ」と言って頂いた。「そうかハローウィンの時期なのでタイムリーな作品として紹介頂いたのかなあ」と小生。次回の学習会でDVDでこのこのニュースを見せてくれるそうである。

 さらに昨日はもうひとつの写真展を拝見に「千葉市都市緑化植物園」に出向きました。この植物園を中心に活動されて「花」を主体に撮影されている会員の皆さんの作品が展示されていたのです。この植物園は小生も大好きなホームグラウンドのひとつであり、季節ごとに何度も訪れている。

 今回の作品の中から、珍しい「クマガイソウ」「黒いロウバイ」の花などを見せて頂いて、その撮影者の方から撮影時期、撮影場所などを伺いました。来春には是非小生も撮影に挑戦したいと思ったのでした。あのあまり広くない植物園でもじっくりと花々の撮影に活動されている方々の撮影談義をお聞き出来たのも良かったと思いました。

 同植物園の秋のバラをコンデジで撮影のものを紹介。すでに盛りは過ぎている。

            

                            

 
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11月始まる

2012-11-01 09:26:56 | 独り言
 着実に時は流れて行く、今年は早くもあと2ヶ月になってしまった。誰の言葉だったのだろうか「時が流れて行くのではない、貴方自身が流されているのだ」との意味の言葉を聞いたことがある。10月も結構忙しい月を過ごしてしまったと思う。

 例の如く「金太夫さん」のカレンダーを捲っていると、11月には「雨にもまけて 風にもまけて でも がんばるしかない」と書いている。通常は「アメニモマケズ カゼニモマケズ・・・」と続く筈だが、雨にも風にも負けてもしょうがないではないか、我々はそこから前に進むしかないと言っている様だ。

                   

 小生は11月を迎えて、これまでなかなか出来ていないのだが、現在の体重68.5Kgを今年中に65.5Kgまで減少させたいと思う。3Kgの減少は並大抵のことではないが、先ずは1日10.000歩のウォーキング実施と間食の減少。さらにトレーニングジムの活用で取組んで見たいと思う。

 今月はそんな目標に向かい生活して行く心算でいる。
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