♪結婚10年目 ふたりぐらし♪にもう一人☆

同い年の夫と結婚10年目。2回の初期流産後、不育症治療開始。オルガラン注射を打ちながら4度目の妊娠中。

お帰りなさい☆

2010年10月19日 | 凍結胚移植②・③
本日、お昼、お腹に戻してもらいました

朝10時、凍結胚の融解確認TEL
「レーザーで殻を破って、元気に出てきてますよ」とのこと。

自転車は、昨日で乗り納め
歩くにはちょっと距離がありますが、徒歩にてクリニックへ

気分は、保育園か幼稚園にわが子を迎えに行く、といったところ?
(いつか、本当に自分の子供を迎えに行けるようになった時、
この日のことを思い出すんだろうか?)

10時半に受付を済ませ、静養室へ
浴衣?に着替え、ベッドに横になりました。
前回(尿を溜めすぎて、滅茶苦茶膀胱が辛かった)の反省を思い出し、
今日も待たされるだろうと読み、
看護師さんが説明に来るまでは、持参したドリンクはちびりちびりと飲みました。

案の定、
持っていった本は読み終わり、うたた寝も何度かし、
呼ばれた時には、12時を回っていました
(尿をためなければいけないけれど、その加減とタイミングが難しい

3つか4つある静養室、ほとんど使用中になっていたので、
時間がかかったんでしょう。


シャワーキャップのようなものをかぶり、処置室に入り、
処置台に横になると、
4ヶ月前を思い出します


培養師さんとドクターと何度も、(私の)名前の確認をし、
凍結胚が私の顔の横にあるスクリーンに拡大鏡で映し出されました。

恥ずかしいので、ここではお見せしませんが、
殻を突き破って、外へ飛び出ている様子(今回も、半分近く出ていたので、
ちょうど落花生のような形)は、
何度見ても、胸がいっぱいになります

ああ、生きているんだなあ、ここから全てが始まるんだなあ、と

培養師さんも、
「元気に飛び出してきている」と、
胚というより、もうすでにヒトとして接してくれているようで、
そんな気持ちがとても嬉しい


感動のあまり、思わず、涙してしまったのもつかの間、
この涙は、痛みに悶え苦しむ涙へと変わっていくのでした・・・。


流産した後は、たいてい子宮口が柔らかく、広がりやすいそうなんですが、
子宮口が堅いのと、向き(ほんのちょっとの加減で違うそうです)とで、
凍結胚を注入するチューブを入れるまでに、
だいぶ苦戦されていました。

「子宮、引っ張りますよー」
(多少、違和感は感じたものの)ここまでは良かったんです。

その後、チューブを入れるため、どんな作業が行われているかは
わからなかったのですが、
今年2月の採卵時の激痛を思い出させる痛みが・・・
採卵が痛み10なら、今日は7、8くらい?
前回、あっという間に終わっただけに、
今日の10分以上の移植は、辛かった・・・


ストレッチャーで静養室へ戻り、
じんわりとふわふわピンクな幸福感に浸る余裕もなく、
しばらく呆然としていました


まあ、これくらいの方が、人間の命の重さ、ありがたみを感じることが
出来るのかもしれない。


今日は、私以外にも子宮を引っ張って移植した方がいたようで、
すんなりいかないパターンの人が重なってしまったんでしょう。
ドクターからの説明を聞き、請求書をもらってクリニックを出たのは、
14時前でした


2月に採卵し、胚盤胞まで到達してくれた胚も、残り2つ。
と言っても、そのうち1つは状態が良くないため、次回は2つを同時に融解し、
移植だそうです(1つだけでは妊娠にいたる可能性が低いため)。
つまり、今回凍結している分での移植は、今回駄目だったら、
次回で最後・・・。


痛みによる疲労もおさまった後、ベッドの上でお腹に手をあて、
「次の凍結胚は、兄弟のために残しておこうね、お兄ちゃんか、お姉ちゃんとして、
頑張って着床して、しっかり育って、生まれてくるんだよ」と念じました


流産というものは、こんなに医学が発展している現代でも、
原因がわからないとのこと。

ただ、前回、胎嚢、心拍確認の度に、子宮口が硬めと言われていたので、
心配になってドクターに聞くと、
子宮口の硬さと妊娠は、関係ないそう。
同じ子宮だけど、入り口と子宮内は全く別物だから、
凍結胚が元気であれば、問題ない、とのことでした。


前回、良かれと思って続けていた職場までの片道30分弱徒歩。
妊娠初期は、より子宮口を硬くすると途中で聞いたので、
明日から、またバス・電車通勤にします。
だから、昨日が自転車乗り納め

毎回、思いますが、本当にこれで最後にしたい・・・


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