長らくご無沙汰しておりました。
ブログを読んでくださっている皆様に、だいぶご心配をおかけしてしまいましたが、
先週土曜、12月11日、無事に演奏会のステージで全曲歌いきることが出来ました
本番前日の夜、オーケストラとの初合わせ。
11月下旬から調子を崩して練習を休んでいたので、3週間ぶりくらいの歌
(本番前にあるまじき、練習量のなさ・・・)
練習前に、気管を拡げる吸入をして臨んだものの、
やはり、途中で咳・たんが出てしまう・・・。
オーケストラがフルで鳴っていると、多少の咳なら、あまり目立たないとわかり、
少し気が楽にはなったものの、一晩で劇的に回復するとは、とても思えず、
がっくりして、帰りました
当日、朝9時ホールに集合。
マスクをかけたまま、運営の仕事に走り、2時間ほど、リハーサル。
ここでも、少しでも喉を乾燥させないよう、マスクをつけたまま。
(歌いながら、マスクがどんどんずり落ちてくるんですが)
歌の基本は、鼻から息を吸い、口からは吸わない、ですが、
カンニングブレス(息継ぎしていることがばれないように、こっそり息継ぎすること)
では、口を開けた状態で息を吸うので、喉に空気が触れてしまう。
もう、全神経を集中させ、絶対に喉から息を取り込まないよう、注意しながら歌う術を
リハーサルで徹底的に身にたたきこみ、
いざ本番へ
舞台袖から、お客さんの入りを確認。
楽譜の裏に、トローチとティッシュと、もしものためのビニール袋を仕込み、
入場
(女性の衣装には、ポケットがない・・・)
衣装を着て、スポットライトのあたる舞台に入っていくと、
気持ちがきゅっと引き締まります
ほぼ満席状態の客席に向かい、
「なるようになる」と覚悟を決めました。
序曲が始まり、テノールソリストの曲が2曲続き、いよいよ、
私達アルトから歌い始めるコーラス
慎重に、歌い始めましたが、
「あ。歌える」
本番まで、喉を極力疲労させないように、力半分くらいでリハーサルなどしていたのが
良かったのか、
あくまで冷静さは失わないように、全神経を集中させ、
もう、気合いと執念で歌いきりました
大好きなハレルヤも、アーメンコーラス(終曲)も、しっかりと歌えました
休憩時間に、夫と撮影☆
合唱をしている人なら、誰でも一度は歌いたい、という曲の一つ、メサイアは、
12年前の12月10日に大学の合唱団(夫も)で歌って以来、2回目。
当時、恋人同士だった私達が、
12年の歳月を経て、夫婦でまたメサイアを歌うことが出来ました。
今年の3月。
結婚して8年、初めて臨んだ体外受精で、生まれて初めての妊娠に喜ぶ反面、
メサイアの本番には乗れないな、なんて思いながら、ごく初期の化学流産。。。
そして、7月。
2度目の妊娠をかなえ、これなら本番は安定期に入ってるから、
大きなお腹で本番歌える、と思ったのも束の間、またしても流産
今年は、私達夫婦に本当にいろんな出来事があり、
一番心配していた腰痛ではなく、突如おそわれた肺炎と喘息で、
ぎりぎりまでステージに立てるかどうか、ハラハラしたり。
様々な思いを抱えながらの演奏会でした
私だけでなく、他の合唱団員も、本人やご家族の事情で本番どうなるかわからない
メンバーも何人かいて、それでも、何とか、最後まで歌いきることが出来て、
最後、ステージ上で指揮者の先生が笑顔でこっそり「おめでとう」と言ってくれた言葉に
緊張の糸が切れ、
アンコールは涙で声が震え、ちゃんと歌えませんでした
きちんと担当役員が仕事を分担し、系統立てて運営していく演奏会と違い、
家庭や仕事を持ちながらの社会人合唱団は、
運営面でもトラブルに多々見舞われましたが、
終わり良ければ、すべて良し、か
ある意味、忘れられない演奏会の一つになったかもしれません
演奏会の後は、近くの会場でレセプション
担当でしたが、すでに力を使い果たしてフラフラなので、
司会は夫が頑張ってくれました
ソリスト、指揮者の先生方と記念撮影
テノールの小餅谷先生(左)と、バスの井上先生(右)に挟まれ、幸せ~
(指揮者の富岡先生、後ろに行かれてしまいました)
演奏会後は、たいてい燃え尽きて、ぼおっとしていますが、
先1年分くらいの気合いと集中力、体力を前借りしたか、
未曾有の全身倦怠感に襲われ、午前中病院へ行った後、爆睡です
疲れ過ぎてしまうと、過呼吸になる傾向があり、
昨夜から、うまく呼吸が出来ず
病院で、「自分で意識して吸ったり吐いたりしないと、もし眠ってしまったら、
死んでしまうかもしれない、とちょっと不安になるくらい、苦しかった」と相談したら、
「呼吸忘れて死んでしまったりはしないから大丈夫ですよ」と。
火事場の何とやら、という力は本当にありますが、
その後の反動は確実に来ますね
今週は、おとなしくしてます
ブログを読んでくださっている皆様に、だいぶご心配をおかけしてしまいましたが、
先週土曜、12月11日、無事に演奏会のステージで全曲歌いきることが出来ました
本番前日の夜、オーケストラとの初合わせ。
11月下旬から調子を崩して練習を休んでいたので、3週間ぶりくらいの歌
(本番前にあるまじき、練習量のなさ・・・)
練習前に、気管を拡げる吸入をして臨んだものの、
やはり、途中で咳・たんが出てしまう・・・。
オーケストラがフルで鳴っていると、多少の咳なら、あまり目立たないとわかり、
少し気が楽にはなったものの、一晩で劇的に回復するとは、とても思えず、
がっくりして、帰りました
当日、朝9時ホールに集合。
マスクをかけたまま、運営の仕事に走り、2時間ほど、リハーサル。
ここでも、少しでも喉を乾燥させないよう、マスクをつけたまま。
(歌いながら、マスクがどんどんずり落ちてくるんですが)
歌の基本は、鼻から息を吸い、口からは吸わない、ですが、
カンニングブレス(息継ぎしていることがばれないように、こっそり息継ぎすること)
では、口を開けた状態で息を吸うので、喉に空気が触れてしまう。
もう、全神経を集中させ、絶対に喉から息を取り込まないよう、注意しながら歌う術を
リハーサルで徹底的に身にたたきこみ、
いざ本番へ
舞台袖から、お客さんの入りを確認。
楽譜の裏に、トローチとティッシュと、もしものためのビニール袋を仕込み、
入場
(女性の衣装には、ポケットがない・・・)
衣装を着て、スポットライトのあたる舞台に入っていくと、
気持ちがきゅっと引き締まります
ほぼ満席状態の客席に向かい、
「なるようになる」と覚悟を決めました。
序曲が始まり、テノールソリストの曲が2曲続き、いよいよ、
私達アルトから歌い始めるコーラス
慎重に、歌い始めましたが、
「あ。歌える」
本番まで、喉を極力疲労させないように、力半分くらいでリハーサルなどしていたのが
良かったのか、
あくまで冷静さは失わないように、全神経を集中させ、
もう、気合いと執念で歌いきりました
大好きなハレルヤも、アーメンコーラス(終曲)も、しっかりと歌えました
休憩時間に、夫と撮影☆
合唱をしている人なら、誰でも一度は歌いたい、という曲の一つ、メサイアは、
12年前の12月10日に大学の合唱団(夫も)で歌って以来、2回目。
当時、恋人同士だった私達が、
12年の歳月を経て、夫婦でまたメサイアを歌うことが出来ました。
今年の3月。
結婚して8年、初めて臨んだ体外受精で、生まれて初めての妊娠に喜ぶ反面、
メサイアの本番には乗れないな、なんて思いながら、ごく初期の化学流産。。。
そして、7月。
2度目の妊娠をかなえ、これなら本番は安定期に入ってるから、
大きなお腹で本番歌える、と思ったのも束の間、またしても流産
今年は、私達夫婦に本当にいろんな出来事があり、
一番心配していた腰痛ではなく、突如おそわれた肺炎と喘息で、
ぎりぎりまでステージに立てるかどうか、ハラハラしたり。
様々な思いを抱えながらの演奏会でした
私だけでなく、他の合唱団員も、本人やご家族の事情で本番どうなるかわからない
メンバーも何人かいて、それでも、何とか、最後まで歌いきることが出来て、
最後、ステージ上で指揮者の先生が笑顔でこっそり「おめでとう」と言ってくれた言葉に
緊張の糸が切れ、
アンコールは涙で声が震え、ちゃんと歌えませんでした
きちんと担当役員が仕事を分担し、系統立てて運営していく演奏会と違い、
家庭や仕事を持ちながらの社会人合唱団は、
運営面でもトラブルに多々見舞われましたが、
終わり良ければ、すべて良し、か
ある意味、忘れられない演奏会の一つになったかもしれません
演奏会の後は、近くの会場でレセプション
担当でしたが、すでに力を使い果たしてフラフラなので、
司会は夫が頑張ってくれました
ソリスト、指揮者の先生方と記念撮影
テノールの小餅谷先生(左)と、バスの井上先生(右)に挟まれ、幸せ~
(指揮者の富岡先生、後ろに行かれてしまいました)
演奏会後は、たいてい燃え尽きて、ぼおっとしていますが、
先1年分くらいの気合いと集中力、体力を前借りしたか、
未曾有の全身倦怠感に襲われ、午前中病院へ行った後、爆睡です
疲れ過ぎてしまうと、過呼吸になる傾向があり、
昨夜から、うまく呼吸が出来ず
病院で、「自分で意識して吸ったり吐いたりしないと、もし眠ってしまったら、
死んでしまうかもしれない、とちょっと不安になるくらい、苦しかった」と相談したら、
「呼吸忘れて死んでしまったりはしないから大丈夫ですよ」と。
火事場の何とやら、という力は本当にありますが、
その後の反動は確実に来ますね
今週は、おとなしくしてます