「霧の香(きりのか)」とは、霧の香り、という意味ではなく、霧が立ち上る様子を、お香の煙が立ち上っていくのに見立ててこう呼ぶようです。
秋の冴え渡った空気の中、ひんやりとした霧の香が感じられます。
気象用語では、視界が1キロメートル未満のものを霧、それ以上のものを靄(もや)。そして、陸上では100メートル、海上では500メートル以下になると濃霧となるそうです。霧の帳、霧の海という表現に当たるのでしょうか。
深い霧に立ち込められると、途方に暮れてしまいますが、その霧が晴れて行くときの何とも言えない気持ちよさ、人生の中でも何度か味わうことがありますよね。
101日目の朝の散歩、霧の香の匂いを満喫して来ました。