今日の映画で七福神の中の一人、「寿老人」の置き物が出てきます。飾られているはずの寿老人が夜中に勝手に動き出すのです。
寿老人は、「延命長寿の神様」、どういう意味で登場したのかな？
そう言えば、家の近所で一日に２～３度出逢う老人が居ます。いつの間にか私はこの老人を「寿老人」と呼ぶようになりました。
家の前でも逢うし、出かけた先でも逢うし、窓から外を眺めた時にも歩いているのが見えるし・・・・ちょっと気持ちの悪い存在です。多分、その老人も私のことをよく逢うヤツ、だと思っているでしょうね。
家人は「きっと私の延命を願ってくれている化身じゃない？」と・・・。
「化身」とは、神仏が形を変えてこの世に現れて衆生を救うこと
１０時から上映される「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」を観てきました。原作者の西 加奈子さんらしさの出た作品でした。子供連れの家族の方も大勢来ておられましたよ。子役の皆さんの演技の上手さにビックリしました。
ここまで出向いたら食事は「喜らく」さんの中華に限りますね。みんな美味しかったです。
夏至を迎えた朝、いつものように５時過ぎに散歩に。蒸し暑さが加わってくると、少々疲れを感じます。
夕べ、栃の木板に七福神吉祥画３枚の依頼がありました。
西 加奈子さんの小説の映画「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」を今日観にいくか明日にするか思案中。
温顔（おんがん）
穏やかで、温かみのある優しい顔のことを温顔（温顔）と言います。笑顔は作ることが出来ても温顔はそうはいきません。その人に備わった表情の事だからです。
温顔無敵・・・温顔にかなうものはないと言うことですね。
イソップ物語の「北風と太陽」の話を思い起こさせます。旅人の心を溶かして外套を脱がせることが出来たのは、厳しい北風ではなく、太陽の笑顔でした。
心を温かくしてくれる顔。かたくなな心も溶かしてくれる顔。最後に温顔は勝つのです。
いとしいものを見る時、温顔が生まれます。周りがいとおしいもので満ち溢れた時、無敵になるのかもしれませんね。
今日は夏至、あっという間に半年が過ぎようとしています。
