淡い黄緑の光が、闇の中を点滅しながら舞い飛ぶ風景は、いかにも幻想的です。和泉式部が、自分の魂が抜けだして、さまよっているのかと思ったのもうなずけます。
蛍は美しい川でしか育つことが出来ません。昔は喜楽歩の庭にも蛍が飛び交っていたとか。今はそんな光景は見られません。
一生の大部分を水の中で過ごし、成虫になれば、わずか数日の生命だという蛍。その間、水以外は何も摂らずに光り続けるのだそうです。闇の中にひたすら自分たちの生命の軌跡を描こうとするかのように・・・。
6月から日曜日と月曜日が定休日となった「ころかふぇ」。週末の土曜日の今日、ちょっと嬉しい気分です。
今日も7時半に出勤します。