日本の夜明けの表情は、とっても豊かです。まず、「暁」。昔は、夜明け直前の、まだ暗い頃のことを云いました。そして、「東雲(しののめ)」。東の空に、明るさが、わずかに動くころです。次第に開けゆく空は「曙」。やがて、ほのかに明るくなった空を「朝ぼらけ」。朝(あした)ですっかり夜が明けます。
人間、いつどこで、どんな災害や災難に襲われるかも知れません。襲われたかも知れません。しかし、どんな時でも「東雲(しののめ)」が差し込む日が来るものです。暗いこのご時世、いつまでもこの闇が続くと思ってしまうかもしれませんが、必ず、夜明けはやって来ます。そう信じたいですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます