6日の言の葉「桔梗」
朝露にも、夕影にも
秋の七草に数えられる朝顔は、桔梗のことだと言われています。中世のころは、漢名をそのまま音読みして「きちこう」と呼んでいたそうですが、次第に「ききょう」に変化したとも・・・。か細い茎に、和紙で作ったような一重のしゃんとした花びら。背筋をぴんと伸ばしたような、楚々とした風情が漂います。朝顔は 朝露 負ひて 咲くといへど 夕影にこそ 咲きまされり
朝から咲き続け、夕方にいっそうその艶を増す・・・。見習いたいものですね。
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