侘助や 障子の内の 話し声
浮き雲や わびすけの花 咲いてゐし
「侘助」は他のツバキのように花が開き切らず、ろうと状に半開するのが特徴。ひっそりした佇まいが茶席にふさわしい花として昔から好まれたようです。特に京都の社寺に古木が多いのもうなずけます。
名前の由来は、秀吉が挑戦出兵の際に持ち帰った人物にちなんで、または利休と同時代の茶人で、特にこの花を好んだ人物から名付けたとも言われています。花色は、赤、白、赤地に白の絞りなどがあるようです。
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PS:そう言えば以前「なんでも鑑定団」で利休の茶匙が1千万円でした。ビックリです!