昨日の朝は、7時前に雪がチラホラと降りだしました。この日は習字サークルの日でしたが、始まる10時より前に打ち合わせをしようということで少し早めに家をでました。
家の車はスタッドレスタイヤにしていますが、慎重に運転をしました。降りしきる雪がフロントガラスに向って打ちつけてくるようです。教室に着くころには雪は小降りになりました。
先生を除き8人の小さなサークルです。HA先生は今年で満92歳となられる。
小柄な女性のHA先生は去年、室内でドンと背骨を打ち背骨の12番目を骨折された。それでもコルセットをつけ半年、入院することもなく日常を過ごしておられる。一人暮らしで、飼い犬の散歩も日課としてこなす。
気丈なHA先生で、年々体に支障が出てこられた最近でも、この夏ごろまでは自家用車をご自分で運転しておられた。
月二回お会いすることで、先生の生き方を見せていただきながら、自分もこんな風に生きたいという元気をいただいてきた気がしている。
この朝の話し合いは先月に先生がこの3月で、サークルをお終いにすると言われたことに対して、サークル員の考えをまとめようと開いたものだった。
先生ご自身もサークルに来ることを楽しみにしておられたことがわかっている、揺れ動いている心もみな承知しているだけに、みんなが「 先生まだ来てほしい 」と言えば無理をして来られることになる。
送迎をする、先生のお宅で習うなどなどサークル員の意見もさまざまだった。そのうえで、ここらで終わりにするというご本人の意志を尊重することが一番となりました。
先生、サークル員、どちらにとっても寂しさは一入のものがある。
保護者の役目をしている甥御さんがお迎えに来られて、お見送りをしたあとは気が抜けた気分だった。
このサークルはあと3回、3月で終わりになる。
帰宅する時には又、雪となった。
寒い中、家の梅の木には蕾がたくさんつきはじめています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます