予想以上の盛り上がりに正直驚いた。
娘が「慰問？婆ちゃんが喜ぶんだから良いよ！」と
返事が来たのは帰国数日前。昨日は母のデイに慰問に行った。
「歌や踊りは珍しくないから、私らしい内容で行くよ。
オーロラの写真を見せて説明するよ。こちらで大きく引き伸ばしたからね。」
うん？高齢者の方が、オーロラとか写真で喜ぶかなぁ？
少し不安もあった。施設に行く車中でも「雰囲気見て飽いている様だったら
話を替えた方がいいよ。」なんてアドバイスのつもりで言った。
トークライブや、講演を何度もこなしている娘達と言えど、
高齢者は初めての事だから。
ところが最初から、目を輝かせながら真剣聞いてくれている。「オーロラも
知っているよ。」「テレビでは見た事が有るよ。」「この写真はあんたが
撮ったんかえ？」「英語はもちろんしゃべれんと行かれんやろ？」など次々と。
最後は母が歌を所望していたので、赤鼻のトナカイを歌った。
「お年寄りの喜ぶ顔を見ると、本当に嬉しいなぁ！」と娘。
母もデイから帰るなり、父に仏壇に報告をしている。
「いづみがデイに来てくれたんで、良かったよ。みんな喜んでくれたよ。」
それに夜は息子夫婦も来て、母を囲んでみんなで鍋パーティ。
母にとっても、私にとっても嬉しい1日になった。
娘夫婦に有難う！！喜んでくれた皆さんに有難う！！
＊＊娘の頭の赤い物は、娘がリボンをしているのではなく、
奥の花瓶に飾られている花です。
