実家には)額入り写真が沢山並んでいる。これはその当時の
我が家の自慢だった。祖父母が当市で夫婦揃っての長寿1番
だったのだ。(祖父が98才で亡くなるまで10年間)
敬老祝いの日には、市長さん初め校区や地区の方々
40人以上お祝いに駆けつけて下さっていた。祖父母の
晴れがましい日だった。私達は接待に忙しい日だった。
テレビ局新聞社、計4社取材に訪れた年もあった。
子供達はこの写真を撮る時間は、有り難いことに
先生も了解の上学校を抜けて帰っていた。
夫婦揃って80才を過ぎた時には市からお祝いに人間
国宝の方の制作された長寿人形を頂いた。これが又癒や
される。お爺ちゃんがお爺ちゃんの耳かきをしているのだ。
膝枕して横になっている、お婆ちゃんの顔の穏やかなこと。
しかし今では、空き家になった実家の床の間に置かれた
まま。毎日仏壇に参る私しか見ない。
終活を始めた今、こんな実家の諸々をどうしようかと
悩んでいる。遺影と毎日話しているが、(こういうことに
関しては、祖父母・父母の返事や指図が欲しいなぁ。)
とつくづく思う。どうした物か・・・・・・。
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