あれ?更紗空木に花房が一つ。もうそんな時期なのかと
思ったら、テレビで(走り梅雨)と言っていた。矢張り。
卯の花がどんな花なのか子供の頃は知らなかった。
{卯の花腐し(うのはなくたし)の雨}卯の花を腐ら
せる雨を梅雨と言う。この花が散った時によく分った。
百聞は一見に如かずの良い例だ。教えてくれて有難うの花。
根元付近の新芽にも蕾がある。居間から丁度見える
位置に有り、とても綺麗で大好きな花だ。
さてこちらは鳥が運んできたのか?でも、これって
鳥が食べるような実もならないと思うのだけれど、
随分前に隣の庭池の、周りの置き石付近に生えてきた。
何かしらと様子を見ていたら、花も可愛いし、剪定は
しながらそのまま植えている。場所も垂れる姿も素敵
なのだ。花も可愛い、まるで始めから植えていたようだ。
これも空木だ。枝を折ったら中が空洞となっている。
私結構お気に入りだ。ここに生えてくれて有難うの木。
山に行けば沢山あるのかなぁ?
***
祖母が(春に3日の晴れ無し)って言うんだよと教えて
くれた。今年は、菜種梅雨(菜の花の頃の長雨)も
無かったので、その言葉さえ忘れていたが、この頃は
雨が多くなった。
昔の言い伝えも温暖化のせいで、死語となっていく
言葉もあるのだろうと、少し寂しく感じる。近所の方が
苗床を準備し始めた。
さてこの後、苗代寒(のうしろがん)(稲の苗を仕立
てる頃に寒くなる事)は来るのかな?祖父母が昔からの
天気にまつわる諺や言葉を色々教えてくれた。
でも忘れてしまっている。今となってはもっと書き記して
おけば良かったと反省しきり。祖父母にごめんね、
そして有難う!
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