低く垂れ込めた雲。まっすぐ線を描いているようだ。
天候が不順で気温の上下は大きく、雲を見ても
不気味な気がする。
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いよいよテトラポットは運ばれて沈められている。
工事の方寒い中ご苦労様!有難う御座います。
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よく見ると雲は下の方は3段になっていた。
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土手で友人と親類先のおじさんに会った。昭和18年の
大洪水の話が出た。彼は4才だったそうな。土手が決壊して
2,3Mの泥の壁が一気に村を覆い尽くした。
母は町の女学校に通っていた時。その頃祖父の漬物
工場が町の近くに有ったので、そこに泊まって、1週間
家に帰れなかったと言っていた。
祖父母は2階の窓から泳ぎ、近くの大きな木に登って
落ちないように体を木に縄で括り付け、1夜を明かしたと
聞いている。
「やっと、土手を大々的に工事してくれるようになったんや
なぁ。」と。3人で感慨にふけった。この地区民にとって
台風の怖さは、代々語り継がれ身に染みている。
一昨日の冬の暴風雨は、県内にまたもや爪痕を残した。
土砂崩れで通行止め・床上浸水。どうか早く復旧して
平穏な日が戻りますように!