全編笑い転げる映画を作ったらどんなものか、そんな映画を作ってみたい。
チャップリンを見てコメディアンを志した人は多いだろう。
箸が倒れただけで笑い転げる、年頃の女性は感受性が豊かになり、眼に映る何を見ても笑い続ける、そんな時もある。
男性に較べれば感受性が強いし、そもそも視点が違うのかもしれない。
笑うためには仕掛けがあって段取りがある。
クレージー・キャッツの「金だらい落下」が、いかにワンパターンであっても笑いを期待してしまう。
ドリフターズの文京公会堂での映像も、すべてライブであったというから恐れ入る。
クレージーもドリフも音楽から入ってコメディを目指す。
チャップリンがサイレントにこだわって、なお作曲を手掛けたのも大きなインパクトだ。
才能は生まれつき備わっているのでなく、もちろん努力と環境と時の運など複合要因の賜物だ。
ジャズをやりたくてスイング・クリスタルに移ってきた谷啓さん。
その後お笑いをやりたくてクレージーへ。
学生時代からバンド活動で稼いでいたブー先輩、長さんに誘われてドリフターズへ。
「ドリフターズは如何でしたか?」「健康に良かったよ」(走り回っていたから)
音楽と笑い、恋とエンターテインメント。
魅力があるから続けられるし、やめられない。
要領よく立ち回る人もいるが、良い音楽をやるか否かはファンが見出してしまう。
稚拙でもいい、要は感動を与えてくれるかどうか、、、、だ。
Charlie Chaplin - The Lion's Cage
Charlie Chaplin - Eating Machine
STILL CRAZY FOR YOU_CRAZY CATS&YUMING.flv